2017年12月29日

雪中鹿猟に イチ不明場所へ




イチがこの付近で不明になり 一縷の望みも考えての 鹿猟だった  カナは、猪との格闘で傷が癒えない・・・・今日は ミクと12歳のタケシとの猟だった
積雪10cm 極端な強風が吹き 雪を吹き飛ばす
最大の狩猟仲間3人での猟  2回 鹿を出すも 
待ちに掛からず・・・・・・・・

風は 時には 前進する事も出来ない程 吹く事もあり 犬の毛が逆撫でされるほど  しかし  

空気が澄んでいて 遠くまで見渡せた・・・・・この下は 大間川であり、下流は寸又峡温泉です


黒法師岳は 雪が 腰の深さ位はあるだろう  年々道は荒れ続けている
  


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2017年12月28日

果樹の剪定他


林檎 左・・王林  右・・富士 リンゴも樹勢旺盛で 徒長枝が かなり伸びてしまいました

とりあえず 剪定したところです …細かいところはまだこれから ゆっくり剪定します


   今年のプラム 良く成りました

・  プラムも 樹勢強く 枝が伸び放題

   右が剪定したところです



始めです・・・・・ブドウと柿は川削りが大変です
(上)は 幸水梨 (一部豊水を接ぎ木)の剪定

・・・
梅(豊後)剪定・・・・・他に小梅もあり・・…右は林檎’津軽とアルプス乙女



いよいよ 正月の支度 今日は 清水の河岸の市へ・・・・御前崎も行こうという事になり なぶら市場 福泉へ行ってきました
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2017年12月25日

24日猪猟 また犬受傷

私の犬は、猪との闘いで受傷 使えず  今日は Y氏の犬3頭使用 この中の1頭 受傷でまだ 
縫った糸 抜糸していない・・・・それがまた、 2頭受傷した。 猪解体後  すぐ病院へ行く


この2名は 私との絆が 特に
深い仲である

状況は 犬の立て込みによる
勢子が撃ったものだ

場所が道路から50mと搬出には
楽な場所

川にも近く 処理もしやすかった
ただ SL撮り鉄が多数詰めかけ
少々やり難い


止め犬芸は、猪猟をやる猟師なら 求めて止まないのだが 犬を作るのが 極めて難しいのと 
今回の様に 受傷するリスクが高い事だ。・・・・咬み止めでなく啼き止め芸をと思うのだが

思い通りにはいかない。 私のカナも今回は、明らかに咬みに行って受傷した


川で血抜き そして冷やす事により 肉の旨みを引き出す

病院の治療代 今回は4万以上との事

静岡の敷地のO病院
私の主治医だが 

ここが、一番良心的だ
カナの受傷の時治療
代¥3000 薬代¥2000合計¥5000

あまりの金額差に少々驚く 彼にもこの病院を進めるのだが 少々遠い事が難点かな 正月明けまで 双方の犬が使用できない


猪を川に 漬けている間 SLが通過した・・・・・・
  


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2017年12月23日

2017年 狩猟探訪

[狩猟探訪]今期3歳のイチが行方不明になった。 狩猟犬は愛玩犬では無い
   追う対象を猪と鹿のみに限定して 仕込んでいる。がなかなか 思う通りにはいかな
   いのが現状だ。 今期 仲間が 対象物以外の物に対して 発砲した。
   すると 当たる 当たらずに関わらず 犬は 発砲した事により 撃った獲物が攻撃
   の対象と判断する。・・・・・・この事が 大切に守って来た 全ての訓練を台無し
   にしてしまう・・・・・・イチが不明になった原因の1つであろうと思っている

   
猪猟は 犬で決まる  この
犬は 私の友人の犬である
見た通り ミックスであるが
実は 私の紀州犬タケシの
直系 つまりF1という事に
なる。1代雑種である
タケシは、咬み止め系の
名犬だった。私は、疑心暗鬼
だった。牝犬は、ビーグル系
だったからだ。しかし タケシ
の血が色濃く出た
3歳になってから 立て込みが出来るようになった。 犬を作るのには、長いスパンがいる

犬の飼育には、若犬 老犬もいる 活躍できる犬3頭が必要なら 4~5頭の犬が必要
になる。 犬掛けは、経済的にも また 環境の問題でも 大きな負担が強いられる。
そして 名系の犬を求めれば、子犬1頭 20万余もする場合もある。 現に私も もう
150万余使っただろうか
猟は 犬に始まって 犬に終わると 言うのが私の 持論である  ところがなかなか 理解されないのが現状なのだ
今期 私のグループで 捕獲した猪の解体ヶ所の 場所代を¥3000取るという。 支払い
は したのだが これには いささか納得できず 今期のグループ猟は中止した
犬が中心でなければならない
犬がいなければ 狩猟そのも
のが存続できない。
犬の維持費だけでも年間30
万は掛かるのだ
その犬をグループの為、無償
で奉仕し、さらに 勢子という
ものは、自分の都合で休むと
いう訳には いかないのだ。
狩猟そのものが出来なくなる
からだ。・・・・・趣味だけと考える銃持ちは、気分によって やりたいと思った時だけ 出
てくる。 グループ全体の事を考える銃持ちは 少ないのが現状だし・・・・・・そもそも
解体の場所代を要求するなど 狩猟というものに全く無知である。私の犬が猪の攻撃で
受傷した。・…本来なら 集金した お金から支払うべきものを さあ 勝手に集金してくれ
と言わんばかりの状況だった。・・・・・その時のメンバーに合う時などいつの事やら・・・・

私の父の頃の猟は 真剣そのものだったし、犬は、1人前として、獲物の分配をしたもの
である。・・・・猪猟そのものが難しいのではない。 名犬がいれば 巨猪でも 止め撃ち
が出来る。…難しいのは、犬を作る事なのだ。  多く犬を持てば、色んな問題も起き
日頃の訓練も必要だし、 旅行にさえ出かけられない。・・・・これを乗り越えられる狩猟家
だけが、勢子(犬掛け)が務められる。・・・・・猪を常に 止める事が出来る犬・それも主人
が止め場所に到達出来るまで 時には 1時間を超えて止める犬は、極々 稀だし 名犬
である。・・・・・・・現に S市K地区では、年間の猪捕獲量が3頭前後だった 私とY氏の
F1のみの狩猟に切り替えた途端 猟果は、3倍位に跳ね上がった。・・・・今まで穫れな
かったのは、飼っている犬全てを 犬の良悪に関わらず 使用した事が原因である。
他にも様々な原因がある。 見切り時間が長かったり  待ち場が 横一直線になった
り…リーダーが猪猟を熟知出来ていないことが原因である。・・・・・昔と違って真剣さが
薄いからだろう・・・・・・今は、ハイテクになった。GPS全盛期となり、犬の軌跡が全て残る
猪の逃走経路が、分かってしまう。・・・・その確認さえ怠っている事には、違和感がある




  


Posted by やまちん at 18:49Comments(0)

2017年12月20日

巨猪外し 犬受傷す


この射撃の前 鹿が2頭 私の50m上を跳んだ。 ミクが追ったものだった。 鹿には、全く犬が
啼かない・…啼かないのは、紀州犬の性質なのだ。啼かないから 猪に最接近出来る 猪を確認
した時点で 激しい啼きがで、猪を止める。・・・・・・・このすぐ後だった・・・・・・・・カナが遠くで啼いた

昔茶畑だった場所・・・・茶木は、太くなり 横に寝て シダが絡みつき 進むのが困難だった
一刻も早く カナに追いついてやらねばならない・・・カナにとっても 巨猪との闘いは命懸けである
12歳のタケシも追いついた。 沢から垂直に近い3m上の荒れた場所・・・・タケシが沢まで落ちた
猪と一緒か?・・・一瞬、目がタケシに向いた。同時に 巨猪が逃走した。 シダの中、1~2秒の事
だった。まん丸い巨猪の大きなお尻が見えた。 瞬時に狙い発砲した。 撃った瞬間 頭に残像が
残る・・・・・猪のお尻 僅か下の様な気がした・  横には外れてはいない


この場所で、カナは状況を確認していた。5~6分・・・・・・・そして、猪が逃走したことを 理解し
追跡開始  それから僅かして また 啼きが入る 声は沢に反射し  場所の特定が難しい
また カナの場所に近寄るに 写真の様な状況だ。  第2ラウンドは、距離にして1k強  ところが 
難路の連続。  近づくにつれ、カナの啼きは、激しくなる。  また荒れ茶原  これを下から
接近するのは、至難。 やっと、カナ確認 距離⒑m  しかし、カナの向いている先の猪が見えな
い。 銃を前に向けるが 撃つ事が不可能。 近づきすぎたか。「ギャギャギャーン」激しい応酬
土煙が上がり、「ザザザ」音だけが聞こえ、一瞬に闘いの場が他に移った。・・・・ようやく、這いつ
くばっていた 荒」茶原を抜けた。  カナがいた。 すぐに カナが戦闘不可能だという事が理解
出来た。  左足を地面につけるのが精いっぱい。 

右の負傷は、2度猪の牙が入った事を示してい
る・・・・・この負傷は第一ラウンドの時だろう。

実は、この傷の右側に 8㎝程の裂傷がある
これが、 今回 戦い不可能になった致命的な受傷だった・・・・・全てが私の責任。 まず外した
事だ。また、 第2ラウンドにおいても・  もっと効率的な詰め方が出来なかったことであろう

狩猟というものは、 いくら経験しても・完璧はない。常に 研究し努力しなくては、駄目なのである
主力犬の受傷で正月前の猟は、出来なくなった・・・・・・単独猟は、究極の狩猟だ。 全国でも
単独猟が出来る狩猟家は、極めて少ないと思う。・・・・・・私の知る限り 近年では聞いた事はない

巨猪 発砲されたにも関わらず 再度近くで止まった事は、 弾が入っている事だろうと判断し
20日にも ミク1頭連れ 現地へ出かけた  しかし 発見できなかった 

  


Posted by やまちん at 19:06Comments(0)

2017年12月16日

猪獲ると 手間かかる他

年の果物 春はプラムから始まって 梨 ブドウ イチジク 柿 リンゴ そして柑橘で終わる

来期は キュウイとポポウが加わるだろう・・・・・・伊予柑もまあまあ成った

みかん(青島)もそろそろ収穫時期に近づいた


果物の最終がネーブルだろう  収穫来年かな



  犬用の肉を煮込んだところ・・・結構ある
大玉レモン…今年は5つ程 成った


猪のホルモン・・・・これが処理が 本当

に手間を食う 久しぶりに 使ってみた

まず 腸を全てナイフで割き 何度も

水洗い それを 今度は 塩でもみ洗う

事3回 その後  片栗粉でもみ洗う事

3回 さらに水洗いなどしなければ

臭みが出てしまう 美味しくいただく事は

大変な事だが これが また美味しい・・・・・・・お酒の共に最高なのだ


骨に付く肉も 最高の食材だ この肉処理 冷蔵庫野菜室だけでは 足りない 1週間位 熟成する

と味も格別・・・・・・・肉40kを超える  処理が終了するまで 次の狩猟は延期カナ
  


Posted by やまちん at 20:59Comments(0)

2017年12月13日

猪猟再開 巨猪獲る

イチの消息 忽然と消えたとしか 言いようが無い 後は 新聞掲載の反応を待つか 行政機関からの情報を頼りにする以外 打つ手が無い状況なので…今日から 狩猟再開

2頭を連れ 藁科奥へ出かけた・・・・単独では3度目 猪がいると確信した訳では無い・・・・乾いた
土の上に 足跡がある・・・・・これが昨夜の物か  正確な判別は難しい

行く予定の最奥近くまで来た. カナの啼きが 下から聞こえる。 急ぎ急斜面を下がる なかなか 
カナも猪も見えない。 50mまで近寄って 猪を確認・・・・・・・撃った瞬間(ウェアブルカメラ)
画像拡大すると 猪と犬が確認出来る  黄色いテープは断層落下防止


今日は 単独の為  解体して運び出す様になる 大きいのも大変だ













今日の 狩猟場 右の尾根の向こう側  沢まで猪は行ってしまった

腹を抜いて 内臓を犬様に持ち帰り  解体は明日にする

車も かなり 上にある とりあえずは 犬の回収
  


Posted by やまちん at 16:42Comments(0)

2017年12月07日

狩猟犬イチ捜索困難に


GPS装着の首輪なのですが この首輪 犬までの距離 地図上で確認が出来 止まっているのか 動いているのか 動いている方向まで解るのです  距離も2km位は 表示されるのですが 全く
不明になりました・・・・・・そもそも日本犬は 遠くへ走ってしまう犬種ではありませんので・・・・・・少々理解出来ません


犬の捜索に 蕎麦粒山から 三つ合い 高塚山まで 全くGPSに反応はありません・・・・・ここは三つ合手前の笹の草原です


正面が高塚山(1621m) 右の斜面上が蕎麦粒山 この付近 考えられる場所 登山道以外もくまなく捜索しました


春野町の杉川林道捜索に行く途中の原山という部落にある 天空の茶産地

・・・
・・ 入口にこの看板がありました                        
                                 杉川林道 森林管理署ゲートを通り 急勾配の林道を歩くと 3羽のタカが近くに止まり カメラを向けると飛び立ちました

川根ハングライダー場からの 七曲風景・・・・・・ここを通って 春野町川上へ行き 杉川林道へ  この林道 蕎麦粒山下につながり
稜線林道へ合流するのですが 崩壊が激しく 歩いて通過さえ出来ません……捜索に走った距離1000kを超えました・・・・全てにおいて難しいicon10
  


Posted by やまちん at 19:21Comments(2)

2017年12月04日

狩猟犬(イチ)不明に 蕎麦粒山

R362から見る蕎麦粒山(1626m)・・中央 3日はここで鹿猟だった・・・・・ところが 牡紀州1頭
何を 追ったのか?  蕎麦粒山 反対側へ 

蕎麦粒山・・・・・尾根の 向こう側で かなりの悪場に入り込んだようで…・今はGPSで場所が
確認出来る。 その場所まで 無理して 行ったのだが 崖の為 とても 行きつけず 犬が単独帰還する以外救出不可能だった
ところが 今日救出に行った 往復160km GPS に全く反応が無い。 全ての事を考え 再度救出を考えるしかない

明日は体力が難しい 6日に再度救出に向かう  ただ 登山者に迷い犬として 連れて行かれてしまうと捜索の仕様がなくなってしまう・・・・・各機関に連絡をした・・・・・・・稜線林道は 紅葉が 実に綺麗だった

見事な紅葉は 逆に 悪場だから・・・・・蕎麦粒山の裏側は 極端な 悪場で 無理すれば 命の保証は無い・・・・・猟師といえど 体力が確実に減退している  今日も 上りは辛かった

今日 帰り 雪が 降るのが見えた・・・・・遅すぎる位だ・・・明日から積もるのかも
  


Posted by やまちん at 20:10Comments(2)