2017年12月23日

2017年 狩猟探訪

[狩猟探訪]今期3歳のイチが行方不明になった。 狩猟犬は愛玩犬では無い
   追う対象を猪と鹿のみに限定して 仕込んでいる。がなかなか 思う通りにはいかな
   いのが現状だ。 今期 仲間が 対象物以外の物に対して 発砲した。
   すると 当たる 当たらずに関わらず 犬は 発砲した事により 撃った獲物が攻撃
   の対象と判断する。・・・・・・この事が 大切に守って来た 全ての訓練を台無し
   にしてしまう・・・・・・イチが不明になった原因の1つであろうと思っている

   2017年 狩猟探訪
猪猟は 犬で決まる  この
犬は 私の友人の犬である
見た通り ミックスであるが
実は 私の紀州犬タケシの
直系 つまりF1という事に
なる。1代雑種である
タケシは、咬み止め系の
名犬だった。私は、疑心暗鬼
だった。牝犬は、ビーグル系
だったからだ。しかし タケシ
の血が色濃く出た
3歳になってから 立て込みが出来るようになった。 犬を作るのには、長いスパンがいる

犬の飼育には、若犬 老犬もいる 活躍できる犬3頭が必要なら 4~5頭の犬が必要
になる。 犬掛けは、経済的にも また 環境の問題でも 大きな負担が強いられる。
そして 名系の犬を求めれば、子犬1頭 20万余もする場合もある。 現に私も もう
150万余使っただろうか
猟は 犬に始まって 犬に終わると 言うのが私の 持論である  ところがなかなか 理解されないのが現状なのだ
今期 私のグループで 捕獲した猪の解体ヶ所の 場所代を¥3000取るという。 支払い
は したのだが2017年 狩猟探訪 これには いささか納得できず 今期のグループ猟は中止した
犬が中心でなければならない
犬がいなければ 狩猟そのも
のが存続できない。
犬の維持費だけでも年間30
万は掛かるのだ
その犬をグループの為、無償
で奉仕し、さらに 勢子という
ものは、自分の都合で休むと
いう訳には いかないのだ。
狩猟そのものが出来なくなる
からだ。・・・・・趣味だけと考える銃持ちは、気分によって やりたいと思った時だけ 出
てくる。 グループ全体の事を考える銃持ちは 少ないのが現状だし・・・・・・そもそも
解体の場所代を要求するなど 狩猟というものに全く無知である。私の犬が猪の攻撃で
受傷した。・…本来なら 集金した お金から支払うべきものを さあ 勝手に集金してくれ
と言わんばかりの状況だった。・・・・・その時のメンバーに合う時などいつの事やら・・・・

私の父の頃の猟は 真剣そのものだったし、犬は、1人前として、獲物の分配をしたもの
である。・・・・猪猟そのものが難しいのではない。 名犬がいれば 巨猪でも 止め撃ち
が出来る。…難しいのは、犬を作る事なのだ。  多く犬を持てば、色んな問題も起き
日頃の訓練も必要だし、 旅行にさえ出かけられない。・・・・これを乗り越えられる狩猟家
だけが、勢子(犬掛け)が務められる。・・・・・猪を常に 止める事が出来る犬・それも主人
が止め場所に到達出来るまで 時には 1時間を超えて止める犬は、極々 稀だし 名犬
である。・・・・・・・現に S市K地区では、年間の猪捕獲量が3頭前後だった 私とY氏の
F1のみの狩猟に切り替えた途端 猟果は、3倍位に跳ね上がった。・・・・今まで穫れな
かったのは、飼っている犬全てを 犬の良悪に関わらず 使用した事が原因である。
他にも様々な原因がある。 見切り時間が長かったり  待ち場が 横一直線になった
り…リーダーが猪猟を熟知出来ていないことが原因である。・・・・・昔と違って真剣さが
薄いからだろう・・・・・・今は、ハイテクになった。GPS全盛期となり、犬の軌跡が全て残る
猪の逃走経路が、分かってしまう。・・・・その確認さえ怠っている事には、違和感がある







Posted by やまちん at 18:49│Comments(0)
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