2022年12月29日

令和4年最終猟は、鹿だった

・27日猟は、ミクが大怪我で、回復途中、カナが発情期で、今日は、待ちに徹する事にし
た   第1ラウンドは、猪だった様だが、私の目の前の竹藪で失探した


第2ラウンド 鹿の可能性あ高い場所・・・日陰場所・・は雌鹿が多いものだ

私は、沢の奥 急な尾根下に待った・・何度
も 犬掛けをした場所でもある
下から、犬を掛けるので、下 又は横から
来る筈だった・・・日本犬系は、啼き犬では
ない…突然、獲物が来る事がある

私の真後ろ・・急なホツを突然 パラパラと音
がした・・・私の視界に鹿が入ったのは・狭い沢    今日使用した犬は 私のタケシの
を越え、対岸40m位を全力疾走する鹿を狙った    F1と 訓練犬若犬2頭だった
1発 2発 そして、一瞬止まったので、3発目    この犬も、咬みに行く為 防牙服着
鹿は何もなかったかの様に逃走・・犬が付いた    用  私も、同服着用する予定だ
犬のGPSを見れば・・下へ 下へ行く・・・・・ 
こんな時は、当たっているものだ・・急ぎ下山する・・・どうも、車付近の様子・・・犬掛けY
も合流・・犬は、獲物から、離れ、また、倒木の下で、探すに少々苦労した
    


葡萄 今年は、病気が出た 天敵とも言える 黒痘病 病気は、必ず、残り 厄介だ・・・そ
の為、古皮を剥く作業 余分な枝 巻きひげなど 除き シャインマスカットは、屋根を付け
た・・・冬の管理は、重要で、皮剥き後 濃い 硫黄石灰合剤を散布する

右のイチジクには、カミキリムシが入った 1本、完全に枯れてしまった・・・・やる事は一杯ある
  


Posted by やまちん at 12:04Comments(0)

2022年12月26日

強風被害 ミク回復へ


シャインマスカット用の屋根2m×12m・・・完成したと思ったら、台風並みの強風で、
骨組みが大きく破損  材料が、トンネル仕立てのパイプの為 多少強度ふそくかも?
強度 補強の為、パイプを3本に補強した・・これで、駄目ならお手上げ・・・・・
新潟では、強風で、ハウスが、完全に崩壊していた・・・・・結構大変だ・・・・・



猪との闘いでの ミクの負傷・・・写真では見せられ
ないが、手術後 入院⒖日

内臓が 外に露出していた為、ゴミ等を洗い
大腸に亀裂があり、内臓を縫い、縫合した

内臓損傷の為か、血便が止まらず、2週間 入院

ようやく退院・・便も通常通りになった
これ程の、受傷は今年の猟で、なんと2回目になっ
た   この犬は,血を繋ぐ 重要な 台牝なのだ

何としても、次の犬を受け継いで、行きたいと思う
猪犬の難しさは、止め犬は、受傷も多く、また、日本犬は、全国的にも数が、少なく、実に
貴重なのだ    それにしても、よく、生きていてくれたものかと 感謝である
  


Posted by やまちん at 21:30Comments(0)

2022年12月19日

<狩猟探訪> 鮎大量死


白く見えるのは、鮎の死骸です・・ここは、静岡南部を流れる清流 浜川なんですが 
この上流の工場?で汚染物質が、流されます・・決まって、夜 もしくは,雨の日、とうです
支流は、蓋をした排水溝になっており、工場を特定するのが、極めてこんなんです
また、数時間で流れきる為、行政に連絡しても、中々、実態解明には、至らないのかもし
れません・・・・市役所には連絡は、したのですが、・・・どうなったのでしょうか?
毒の入った魚を 貴重なカワセミが食べたら・・・すでに オオバンが食べていました



山梨県特産の 葡萄など特産果樹は、全く無く 静岡産 みかんが多く販売されていまし
た・・・・・・甲州市塩山で、ほうとうを食べてきました

<狩猟探訪>・・・・
今期は、初めて大きく ミクが損傷・・と言うより、極めて深刻な 重症を負ってしまい
ました
猪猟をやる 宿命と言えば、宿命ですが
私の心に油断があったのかもしれません

狩猟は、猪の命をいただくものです 巨猪と犬と戦えば、明らかに 猪の方が有利です・・
しかし、犬と猟師は、大きな信頼関係があり、一体になり、巨猪と闘う という信念が強く
犬が、猪と戦えば、即 駆けつけ、共に、猪を倒すものだと・・長くやってきたのですが
150kを越す巨猪との闘いで、瀕死の重傷を負った事で、信念が大きく揺らいでいます

知り合いの Y氏の犬も 今期 荒れ茶原
での闘いで、一番の主力犬が、戦死したと
の報がはいりました
いかに、俊敏な紀州でも、猪との闘いは、
いかに難しく また、今回の様に、闘いの
場が遠いと 犬と私が、一体となった闘い
には、限界があると痛感させられました

今まで、使用を控えていた 犬用 防刃ベストを買う事に決めました 2つで、¥90000位
でしょうか? GPS 犬4頭分¥250000など 犬を持てば、結構負担にはなります
今回の受傷でも、¥150000であがるか?でしょうね 入院・今日で9日になります

また、4頭飼育ってというのは、満足いく頭数ではありません・・・今回の様に 主力犬が
受傷すると、戦力は大幅にダウンしてしまいます・・・若犬は、戦力になりませんし、昨年
までの主力犬カナは、年齢的に今年が限界でしょう…4頭いて、使える犬はたtった1頭
になる ミクの体力回復を待ち、子犬を誕生させなくてはなりません・・・・
街中で、4頭以上飼育するのは、中々 至難ですが、これも、猟師の宿命かもしれません

それと、狩猟系紀州犬の全国的減少が 犬を育成するのに 大きく響いていて、飼育する
頭数の大変さと共に 血縁との関係もあり、犬の繁殖に極めて難しい問題なのです
  


Posted by やまちん at 22:50Comments(0)

2022年12月13日

大きな代償払い 巨猪に苦労す


右側の犬が、今回の巨猪との闘いで、瀕死の重傷を負った、ミク  2年程前にも、100k
を越す猪との闘いで、口を 内側、外側を縫う 怪我を負い ⒒月にも重症を負った
じゃあ、何故 巨猪に 激しい闘いを挑むのか? よほど、咬みに行くとか 激しい
闘いを挑まないと あれ程、重症にはならない・・現場を目撃していないので、正確な答え
は、解らない・・・・・この兄弟も戦死している・・・・母親カナは、吠え止めの名犬だ。
吠え止め犬が私の、理想であるのだが、こればかりは、仕込む事は、不可能で 性格な
のだ。・・・また 猪との闘いで、犬によっては、恐怖を肌で感じ、2度と 猪に立ち向かわ
ない犬も多い しかし、優秀な猪犬紀州なら、学習して、立ち向かうものなのだと思う


写真の大きさの猪である 長い狩猟人生で、初めて見る 超巨猪だった・・・毎年 80k級
の猪は獲るが、良く、、これ程までに生き延びてきたものだ。 何度もの闘いに勝って来た
のだろう
ミクを静岡の病院に移送し、先生から 駄目かもしれないと告げられ、とにかく 内臓を入
れ、縫って欲しいと懇願して、現場(1時間)へ戻った 人力で搬出出来ないと判断したの
か 中間から、25kある ホンダのエンジンウインチを借り、搬出したのは、薄暗くなって
いた 解体まで考えると、0時を超えるだろう・・・この日は、腹だけ抜き翌日に・・・・・・

YM氏は翌日仕事・・やむなく私と Y氏で解体だが、ミクを病院に預けている・・状況判断
した後、・・・ミク重傷の為、暫らく入院になった・・・・午後から解体となり、2人で夕方まで
かかり、解体した
ミクは次回の猪犬を作る 貴重な台牝である・・・私には、いなければ 困る犬であり、
また、共に戦った、友でもある
犬は奥が深い・・・犬は、血統が優秀であれば、有るほど 色濃く その血を引き継ぐものだ

 
  


Posted by やまちん at 18:50Comments(0)

2022年12月11日

超巨猪と闘う ミク重症


私の長い猪猟人生で、最大の大物だった。おそらく ワタヌキでも100kを超えるだろう
1,5トントラックに乗せても胴体がトラックバターを楽に超えた

私が、犬4頭掛け、一平(若犬)は、反対側400mへ・・・カナは近くにいた・・・・ミク 
ショータは前方の下 距離300mにいた   遠くに聞こえるか否か位に 犬の啼き?

部落の犬の啼き? とも思った 銃声が2発・・・・今のは、銃声だったな?・・少し時間
置いて、猪止めた・・・との無線…ミクの所在不明だった・・・・犬は来た?無線を入れた

返信が、うまく取れない・・・・再三 犬は、来たか・・ようやく、犬は来ないとの返信、そこで
ミクに集中して、GPSで、ミクを探す。・・・・真下220m 急いで急行する GPSを何度も
何度も確認しながら・・・カナとショウータは近くにいた・・・やっとミク発見・・・遠目に見ても
怪我の状況が重症な事は、即わかった  なんと、腸 大腸が 垂れさがっている

すぐ、タオルで支える様に縛る・・・それで、足りず  銃袋も使い縛って、やっと、内臓を
被う事が出来た


とても、犬は、歩く事が出来ず、22kのミクを抱えて下山する事にした  場所は、急坂
で、足元が、ままならない・・・
命の危険が、急激に高まる・・・必死だった・・・・・・仲間に無線入れ、下る場所の誘導を
依頼・・・・まだ、一平は、回収出来ず・・しかし、ミクが優先、後は、仲間に依頼し、病院へ

日曜は、休む病院が多く、何度も、電話する・・・ようやく行きつけの病院が、受け入れを
了解 静岡まで、1時間・・・・・この病院、日曜は午前中のみ  11時だった 30分で着く
と電話を入れ、可能な限り、最大な速度で・・・・何とか5分前に到着

傷を見た瞬間・・先生・・・助からないかもせれないとの事だった・・・予断をゆるさない
状況らしい・・・とにかく助かって欲しい
ミクは、カナが高齢になり、次の主力犬だ・・・それが理解しているのか カナの衰退の
兆候が表れた今年、かなり、積極的になっている

11月にやられたばかりで、やっと、傷が、癒えた矢先だった
この犬は、次の台牝になる存在である・・・・とにかく、回復して欲しい・・・・・

ミクは,亡きタケシの血を引く タケシが、古家系テツの血を引く紀州犬だった タケシは、
どちらかと言うと、咬みが多い名犬だった・・・この血を引いているのだ

猪は大きすぎ 3人でも、搬出にも、手間取り、今日解体はできなかった・・・
  


Posted by やまちん at 22:32Comments(0)

2022年12月04日

鹿だった


4日は、若者が来ての猟になった 今まで土曜日は、雨 雨で中々 若者が来れない
状況でした  彼は、日曜は、実質、仕事です

狙っているのは、猪なのですが、 豚熱の関係で、猪が減っています  その為、鹿が
増えているのです・・・・・・犬は、猪犬 紀州犬なのですが、猪が、全くいないと 多少は
鹿を追う事があります   追わなくても、犬の行動で、極端に敏感な鹿は 逃走します

この日も、鹿を追ったのは、ショーータ ミクだったのか しかし、猪の様に しつこくは、
無い様です  終盤でした   私には、発砲音は聞こえず・・・無線で、6発の銃声との
連絡が入り・・・結果は❓   上へ飛んだが、当たっているとの無線

後で聞けば、3の又、3頭来たとの事 結論を言えば、失射に近い・・・・彼に、以前話した
鹿 猪が連なって来る時は,最後部を狙え・・・「え、なぜ」って質問があった時 説明した

先頭の獲物に矢を掛けると、距離は遠くなり、また、先頭の獲物が倒れてしまえば、後ろ
の獲物は、極端に、進路を変えるか、引き返すか、まず、次を撃つ事は出来なくなる

最後部を狙えば、次に狙う獲物は、目の前に来る 少なくても 2頭は、撃つ事が出来る
これは、そうとうのレベルに達しないと難しい  獲物が見えれば、即、狙いたがるものだ

射撃の極意は、獲物を、いかに引きつjけられるかで、早く動く獲物、距離50mでは、確
率20%に満たないだろう・・・しかし、30mまで引き付けたら 70%位になる
これが、20mなら90%にはなるだろう・・・・待ちは・一番、確率が高い場所を選んで待つ
ものだ   獲物待つ 近くへ来なければ 待ち位置が間違っているのだ

でも、若者が仕留めた この瞬間は、心に大きく残るだろうし、一歩一歩前進していく糧
になって行くだろう


  


Posted by やまちん at 20:36Comments(0)