2022年03月30日
浜松フラワーパーク 狩猟犬について
浜松フラワーパークは、今が、満開・・見ごろでした
＜狩猟探訪＞・・・・狩猟犬・・
狩猟犬の話は、猟隊編成 猪か鹿か 狩猟者の生活地域等々 全く違って来るので、
簡単にお話出来るものではありません
一つ、言える事は、日本犬と洋犬では、犬の持つ性格が全く違うという事です
私の長い狩猟人生の中で、狩猟犬飼育は、近隣の名犬の子犬を譲り受けする事から始
まり・・・身内が飼育した、雑種犬 甲斐犬 サツマビーグル などもあり、私も、アイヌ犬
雑種犬 紀州犬 ビーグル サツマ等々・・数十頭の飼育経験があります
標高の高い山での鹿猟は、サツマビーグルの川落とし芸は、なかなか見事でした
上の写真の犬 また、父が飼育したサツマは、捜索 追跡抜群で、足が速く、確実な
川落としの名犬でした
紀州犬とサツマ 両方を飼育している時期もありましたが、30年前位から紀州のみ飼育
しています
単独猟が増え、猪を犬が止めてくれないと、獲れません・・・幸いな事に 紀州犬３代に亘
り、止め犬の名犬に恵まれています
優秀な犬を育成するには、優秀な系統犬を手に入れる事は当然ですが、どんな系統犬で
も、優秀な猟犬になる保証などありません
また、洋犬 雑種飼育から、日本犬に飼育変更する事は、極端に難しい事だと思います
犬の性質が全く、違うのです。また、洋犬では、猟付は早く 日本犬は遅いものです
カナの場合でも、完璧と思ったのは、５歳をすぎてからでした・・・かたや・・サツマでは、
２歳から、良い啼きをして、追ったものです
名犬を作るには、本当に気長に、辛抱強く 努力しなければ、出来ません
Posted by やまちん at 12:14│Comments(0)
