2024年02月09日

狩猟

<狩猟について>
 銃 所持するにあたり・・・銃所持目的が 射撃なのか 狩猟なのかで 所持する銃種類
 が変わってきます

 狩猟を目的だとして、大物猟なのか 鳥猟なのかで、銃の種類も変わります

 まず、大物猟を目指した場合 猪猟か 鹿猟かで、犬も違えば 山も 待ち場も微妙に
 変わります

 大物猟を目指した場合 まず、犬を所持していない人 狩猟場所(山)を知らない人が
 多い 又は、知らないという事は多いでしょう

 大物猟は基本的には グループ猟になります・・・その中に最低でも、1人犬持ちが
 必要です・・・・大物を獲れるようになるには、数年 あるいは、数十年の経験が必要な
 のです



 今期は、豚熱の為 猪が極端に少なく 殆どおりません・・・その為、鹿狙いになっていま
す・・・犬育成に 猪犬と鹿犬では、圧倒的に 猪犬育成が難しく、また肉自体も 猪肉の
方が,価値は遥かに高いかと思います


さて、狩猟を目指した方で、大物を目指したいが グループに属さない方 大物猟自体出
来ていない方 気軽に ご連絡いただければ 対処出来るかと思います


射撃においても 私たちは 大物猟主体の射撃をします・・・スラッグ ライフル銃にて、
岩本山射撃場にて 動的射撃 50mで 2,5秒にて、2発撃つ練習をします
動的は、10mの距離を2,5秒と5秒 2種類の速さがあり、実戦は、現実的に、動的より
速いのです・・・・遅い射撃で、遊びの射撃をしても、実戦には、そぐわないのです・・・・・・
実際の猟場では、獲物を撃つチャンスは、多くはありません・・・その為、一瞬に 撃つ獲
物か判断し、正確に撃てる練習です ・・・ただ、最近 弾も高価です・・それも考えながら

また、狩猟者は、犬掛け(勢子)とタツマでも 役割も違うし 山を知り尽くす方と 全くの
新人とも 役割等々違います・・・微妙に猟人関係も 違い お金の掛かり方も かなりの
差が出ます・・・そして、勢子は、責任の度合いが全く違います・・・勢子が勝手に、自分
の都合のみで、出猟したら、とても、狩猟になりません  これを踏まえた 考えが生じま
す・・・仲間意識は自ずと出てきます・・・・グループを二股かける事は、タブーになります



狩猟場所ですが・・静岡 藁科川に沿った領域 金谷一帯 川根本町一帯 時には、山犬段 千石平~高塚山等、南アルプスから続く、1600m台の山塊です 範囲は広いです・・・・・・・上 2月8日単独猟日です


また、解体の仕方 部位の食す方法 肉の
処理方法…例えば 鹿のレバー食す場合、
獲ってから 3日以内(冷蔵)までで、
レバーを薄皮を取り除き、食べる大きさに
切り、キッチンペーパーに置き冷蔵半日置き
タレは、ゴマ油2摘程 醤油に生姜又はニン
ニクで食す
アバラ骨肉も 薄皮を剥きます

私は、子猪は、撃ちません・・他猟犬が、追
って来た獲物には、一切、手を出しません

罠をやる方とは 一切共猟はしません・・・理由は、子猪は撃たない 確認しない獲物の
殺生はしない・・・・罠をやる人は、狩猟の重点が罠に向き 銃猟に真剣に向き合う事が
出来ないからです・・・つまり、罠をやる人に 狩猟での猟師になる人は、全くおりません
罠には、予期しない 物も掛かります  また必要以上に獲らない事にも反します
さらに、罠の掛かった事のある 猪をな何度もとりました・・・悲惨な物です 
猪が自ら 足をちぎって、痩せコケてしまい 見るに見れない姿になっていたり、罠を足に
掛かった状態で、まともに犬との闘いすら、出来ない状態だったりする・・・っこれは本来
猟師が戦う 状態とは、全く違うのだ・・私は、猟師であって、殺戮が目的ではないのです

猪は、引きずる事が出来るが、鹿では、同じ事をやれば、血肉になり、樹木の枝をひき詰
め その上に鹿を固定し、枝ごと引く方法等々・・・書き切れない事は、多いのです

獲物の命をいただくのである・・・感謝と共に礼節もある・・・それが猟師である
また、狩猟は、見切り始め,又は、放犬で始まり、犬を回収した時点で終了です・・あくまで
犬回収出来なければ、仲間猟は終わりません・・・ので 注意です・・・・・・・

狩猟家の備品・・・私の場合・・9寸剣鉈 ナイフ2丁 連尺 ナイロン袋大小30枚 ロープ
数個 W滑車付ロープ ナイフ研磨機 ゴム手袋 犬用水 水入れ ビニールテープ
無線機 GPS 予備飴 あるいは、干し芋 野宿時用ライターなどです・・・・・・・

連絡先・・・まずは、mail hiromi.go.9979@au.jp 又はコメントを下さい
  


Posted by やまちん at 18:56Comments(0)

2024年02月01日

猪犬紀州受胎に失敗しました



ミクに交尾期が来て、同部屋にいる ショータが、かなり、興奮状態になり、啼く様になった為 別居させました
このショータ 犬種保存の為 京都 福知山から、入手したのですが 種不足の様相
この為、数年の時間的ロスが起き

下の犬一平が来るまで、待つことになりました・・・一平21年9月生まれ・・・今回ようやく
ミクに乗るようになったのですが・・
ミクは、啼き犬の名犬カナと 咬み止め系名犬タケシとの子供 共に古家系紀州です・
ミクは、どちらかと言えば、タケシの血が強いのでしょう・・・咬みに行きます その為
何度も大きな受傷をしています・・・防牙チョッキ使用から、巨猪との出会いは皆無です
カナの子供を欲しかったのですが、牡犬が見つからず・・カナは亡くなり、ミクも9歳です

チャンスが有るとすれば、後1回でしょう・・・掛かる時は、すぐ掛かる事もありますが
難しいですね



朝 夕 2回散歩時 10回に亘り 交配を試みたのですが・・・成功した様子はないです
ね ・・・一平がミクに乗った回数は、60回も70回にもなるのでしょうが、掛かりませんでした
ミクは元々 交尾期 血液が落ちる事もなく、生殖器が肥大する事も全くないのです

今まで飼った 紀州犬系では、やはり全て 同じような感じでした 
難しさを痛感しております・・・・また、猪が極端に減少してしまい 名犬育成にも大きな懸念をしています
  


Posted by やまちん at 20:42Comments(0)

2024年01月25日

11月24日単独猟はカモシカ 他


一昨年の台風で、山は、激しく荒れ 竹林は、崩れ 田畑も大きく損傷した中を 歩き 
急峻な坂を上って行く
犬の動向に注意をはらいながら、平らなホツが、見え、一息つける頃だった・・かすかな
啼き・・・かなり下だ。・・GPSで確認すると、沢だ・・・猪の寝屋になる場所でもあった

迷わず 下がる・・・近くには、一平がいる・・・猪なら、3頭で行くだろうとは、思いつつ
沢へ向かう・・・啼きは、どうも ショータのようだ・・沢に着く頃には、カモシカかも?

苦労して、上った山を駆け下り、沢上流へ100m・カモしか確認・・・やはり、ショータだ
ミクはとうに諦めている・・カモシカに行く犬がいると、他の犬が引っ張られる事がある

猪がいる里山では、カモシカ 鹿には、行かない犬の育成に努めて来た 故カナは、啼け
ば、必ず猪を止めている時だった・・ショータは、京都福知山のT氏の犬 牡親は、和歌山
H氏 紀州3大名犬 イチ系との触れ込みだった・・・しかし、系統が 明らかに違う

どこかで、純日本犬とは、違う系統が混入しているのだろう・・私は、追跡時、啼く犬は、
洋犬系の混入を疑う・・・猪も止めれば、激しく吠える・・・ショータは、鹿でも、時々啼く

長い歴史を持つ 日本犬は、放し飼い時代が長く 洋犬輸入により、混血も多く成り、
血統を守る為 保存会が出来て行った しかし、展覧会系の保存が中心になり、狩猟犬
であった筈の 日本犬、猪犬とは、少々別物になったように思います

日本全国で、こだわった猪犬、紀州犬を育成する 人達は、激減していて、ブリーダー
も、そんなこだわったなら、全く商売は成り立たないだろう  これは、他の犬種にも
言えることだ・・・甲斐犬は、黒ばかりになってしまった…ブチ 茶系と色々いた
紀州にしても、しかりである

カモシカお追ってしまうと、その日の 狩猟が台無しになる・・それにしても、今回で出猟
⒛日・・・初猟で、子猪を犬あ咬んで以来 全く猪に出会っていない ・・・鹿ばかりだ
豚熱がこれ程とは、何とも、言いようがないですね



葡萄(シャインマスカット)剪定終え 冬消毒硫黄石灰合剤散布 終え、ビニール張りしました


これは、ネーブルに青島を接ぎ木しました・・・・成功するか? 前回接ぎ木し 今年、2果青嶋が成ったのですが、結構おいしかったので再調整です
  


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2024年01月16日

狩猟犬 久しぶりGF


ゴルフ人口減少傾向にあるという事です・・その,原因 1、価格問題 2、4人でのプレーに成る為、ゴルフ友人が作れない 3、ゴルフ クラブ他、資本が掛かる等との事でした

私も、本来、かなり、多忙で、なかなか ゴルフ機会がないのですが、2カ月 1回のコン
ペがあります・・・それに参加しております・・・どうぞ、参加機会、おありの方、参加できま
すので・・・月始めの 月曜日開催です…3月は・富士ロイヤル 西コース開催です



今回は,富士リバーサイドCC・・富士山が、美しい、風光明媚なコースです
友人の会社会長熊ちゃんと葡萄畑を持つ望っちゃん そして、85で回った岩崎氏とのラ
ウンドでした・・・私は、あいも変わらず・・・OB4回も出し・・・90代・・・・ん・・・


<狩猟探訪>狩猟犬について・・・・


私の父親は、営林署職員で、山に精通し、大物猟師でもありました
また、兄も、私も、親の影響を受け 狩猟に従事・・兄は、20代早い時期に、山梨県甲府
の甲斐犬ブリーダー田中誠氏の師事を仰ぎ 3年程 研修で、住み込んで、研究した程
でした・・・・今から50年前位かも・・・・
当時、田中誠氏犬舎は、甲斐犬50頭以上 狼3頭 熊1頭飼育していた・・今では、考え
い程の規模だった・・・その熊にお婆さんが、餌を与える際、熊に咬まれ、腕を引きちぎら
れ熊は殺処分されました
兄は研修後、狩猟犬訓練所を立ち上げたのですが、・・・その後は、元々、職人だったの
で、その方向へ進んだのですが、長い間、甲斐犬を使用した猟が主体でした

甲斐犬の特徴は、日本犬中、悪場での強さは,ピカ一です・ほぼ垂直な切り立った崖でも
ためらいなく、移動し、大物に対しても、ですが、山鳥に対しても、教えなくても、自然と
対応してしまうのです

当時の状態は、今とは、全く違い、猪も鹿も全く少なく、特に猪は少なかった
猪の価格が ワタヌキ1貫目 ¥10000と、今では考えられない貴重な物でした

対象大物は、鹿 奥山では、稀に熊でした・・・その為 啼く犬が求められた時代でもあ
り、次第に サツマビーグルに代っていったのです

私の子供の頃は、毛皮も売れる時代で、鹿 熊 カモシカ 狐 狸 テン ムササビ等 
皮買が、定期的に狩猟家の家に買い付けにやってきました
その為、毛皮を傷つけない様、撃つにも、気を使った様です・・・夜撃ちも行っていました
山仕事師は、座る時に使用する、腰から、皮を下げていました・・カモシカの皮です
鹿では,毛が折れます・・カモシカは毛の密度も多く折れません・・・鹿かを判断する
時、毛を折って見れば、わかります


最初は、父が持つ犬 兄が持つ犬を自由に使えたので、甲斐犬 サツマ 地犬頭使用していました  しかし、
静岡辺りでも、次第に猪が増え 奥山での鹿猟に加え 猪猟もやる様になると、次第に日本犬での猟も多く成って来たのです
最初は、サツマ、アイヌ犬を譲り受けたり、紀州とブルテリF1を買ったり、紀州犬は、鈴鹿
の江藤犬舎の犬を購入しました・・・この犬、1年目 最初の山入りで、何かを咥えている
と思ったら、なんと 猪の生足・・・引きちぎってきたのです・・・また奥山での鹿猟では、
3又の鹿を完全に止め、私が鹿に発砲し、外しても、鹿は逃げず、再度撃った事がありま
す・・・この紀州 他犬との相性が極めて悪く、並んで紐で、引いている状態で、いきなり
横の犬に咬みつく事があり、・・・やむなく、愛玩イヌに・・家の中で、・・・家の中では、稀に
見る優等生で、誰にも好かれる存在になりました・・番犬には最高でした

紀州犬は、兵庫の今は,亡き、古家氏から、数年に亘り 7頭 譲り受けました  その内
1頭は、受胎した犬でした・・・古屋氏から・・もう、全ての系統を渡したので、与える犬は、
有りませんと言われました

犬の良し悪しは、犬の血統にも因りますが、飼う人の状況 狩猟の腕の良し悪しで,犬の
性能が決まる事も大いにあると思います

どんな名系のツルでも、訓練の仕方、飼い方によって、駄犬にもなりえます
日本犬は、えてして、我が強く、飼い主が しっかり 服従の関係を付けないと、時として
人を咬む犬にならないとは、限らないのです・・・今は、犬を叱る事を嫌いますが、駄目な
事は、毅然とした態度で臨まないと いけません


古家氏は、犬の受け渡しを 生後35日だとしていました・・・それは、犬に知恵が付いて
しまうからだと言いました…右側 テツ 生後45日で来ました…これが、慣れるまで 一苦
労しました・・・・紀州犬の犬種の性格を理解しいと、なかなか 飼う事は、難しいと思
います・・・・洋犬との混合狩猟は、犬どうし性格がまったく違う為 やらない方が賢明です

洋犬の方が、地鼻を使い、早く匂いをとり、匂い啼きを開始し、やがて、本啼きに移ります
この時点で、日本犬はまだ、追跡に移れないのです・・・日本犬は、立鼻といい、流れる
匂いを読み取り、瞬時に反応するのですが、洋犬との混合では、日本犬の持つ動作を
奪われてしまいます・・・・匂いを取る能力は、洋犬軍配があがります・・・・・が
猪との距離 闘いの間合いなど 切れ・・・などは、日本犬が上回るかとおもいます
初めて,日本犬を使うと、追跡啼きが無く、信頼する事が難しい一面ああるのです

私は、京都福知山からも、1頭譲り受けたのですが、近年は、性能重視で、やる犬と言う
事で、どこかで、他系の血を挿入する話を耳にしました・・この犬の台牡は、和歌山のさる
名の知れた方です・・・紀州3大名犬 イチの血を引く・・との説明でした・・・しかし、台湾
犬の血が混入している・・噂があるのです

犬を作ると言う事は、血統が良いから、名犬になる物ではないのです・・・
大金をはたいたから、名犬になるとは、限らないのです・・・その人が、いかに、どれ程
努力をしたか、どれ程、猟技が備わっているかにも、大きく左右します・・・・・また、買った
犬の元に苦情で言う事は、ナンセンスかと思います・・・自分の犬を育てる技量 熱意
さらに 全てが、良くなる 保証などある訳などないからです・・・全てが自分にあるのです

日本犬は、追跡啼きがありません・・・万が一追跡啼きがあれば、洋犬の混合犬の疑い
があります・・・・

自然界の肉獣・・・狼 ライオン 豹 等、追跡啼きはありません・・・紀州犬も優秀になれ
ば、猪の寝屋まで、急襲し、初めて、吠えるものなのです・・・

啼かない為、時に油断したり、犬の信頼が緩んだりする事も多々あるのです・・どんな時
でも、犬を信頼する事です・・・啼いたら、必ず、すぐ、駆け付けるべきです

予断ですが、私の偏見かもしれませんが、尾は、巻尾では無く 太刀尾 指尾が、良い
様に思います…山を抜けるには、摘している様に思います 巻尾の狼は見た事がないのです

mail hiromi,go,9979@au,com



   


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2024年01月13日

果樹 春野菜準備に多忙


葡萄 害虫 病気対策に 休眠期 硫黄石灰合剤散布するのですが、その前に・古皮をナイフで落とす作業をします
昨年の巻ツル 余分な枝・・・当然剪定もします…これが、結構 手間作業です

これは、自宅の葡萄棚・・・夏、犬舎の暑さ対策にもなります・・・放射状展開で、自由剪定型です・・・200~250房出来ます・・・・品種は紅瑞宝 作付の一番少ない品種です
甘さ等 最高ですが、実がぽろぽろ落ち易く、輸送に難点ありです

他にシャインマスカット 巨峰 藤稔 ピオーネ ゴルビーも植えてあります

柿(治郎)・・これも 剪定と古い皮むきが必要です・・・残してしまうと、病気になる 可能性が増えるのです


ポポーの花が、しっかり、見えてきまし

木は2本あります、かなり大きな木に成り易いので、剪定は、しっかり、必要で

非常に 難しい果実で、マンゴーと同じ様な 収穫になります・・・つまり、落ちた時が、収穫時期で、収獲から、3日位しか持たないのです

クリームの様な食感 味は、バナナに近いかな


プラムです・・2本あります 他に杏 梅2本 林檎2本 3年目の苗木2本あります・・・・また、柑橘類3本  果樹は、結構虫も付き易く ハダニ カイガラムシ アザミウマ等々
その度 消毒あ必要です…今回も マシン油散布したばかりです

2月に入れば ジャガイモ植え付けです・・・その畑作り等々 今から より、多忙になります

  


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2024年01月01日

門松制作 名犬逝く


年神様を迎える・・・正月飾り 門松作りました・・・我が家用と娘宅用です(下)
狩猟で山をやる事で、全ての材料が揃います  藁だけは、猟友が米作りしていますので・・・・





写真は共に2年前の猟果です
名犬カナ・・残念ながら、天寿全ういたしまし

感謝のいたりなんですが、なかなか、これ程の名犬は、作出は、難しいものです
猪を吠え、止める事は、まあまあ出来る事は
あります・・・猪を引き出す猟という話は、聞きます・・しかし、猪を完璧に止める猟とは
と言うと、中々 おりません  そして、猪の攻撃を 止め切る犬は、カナ以外に見た事は
ありません・・・・私も 咬み犬系統の、名犬 タケシ テツ(古家系紀州犬〉と飼いました
カナは、全く違う、吠え止め系統です・・・巨猪との距離2m~4m位で、激しく吠え、止め
ます・・・動き回る動画を よく拝見しますが、全く違うのです
深いシダの中 全く見通しがきかず 撃つ事が出来ない中、30分止め、猪が耐え切れ
ず逃走する・・しかし、逃走する瞬間が解らず、数分時間を置いて、再度、追い詰め、50
0m余追い 再度止めた事が何度もあり、その時は、完全に猪が見える状態だった
単独で 3回出猟すれば、1頭は、獲ったものだった・・・それも 殆どが大物だった

そもそも、引き出し猟という猟は、猪が、シダ、荒れ竹林などに入っていて、それを犬が
啼き、うるさく思った猪が、犬に攻撃を仕掛ける為、飛び出してくる状態を撃つという事だ
この方法は、ビーグル系でも可能だ  しかし、完全に、透けた様態で、止め切る事は、
相当、優秀でなければ 中々、出来ない・・・・まして、勢子が、枯れ木 枯れ竹を踏んで
音を立て、迫って、仕留めるには、猪が犬と極端に真剣勝負をして、犬に集中していない
と不可能なのだ…犬の止めが、弱ければ、人の気配を感じ 逃走する、また、追って
止めても、勢子が、バリバリ音を立て迫れば、また逃走するのだ

犬は、猪と危険すれすれの 間合いを測り 攻撃を瞬時に回避出来る状態を作る
これが、5mを超える間合いだと、犬は安全だろうが、猪に余裕が出来 次の動作に
移行出来るのだ…こんな事は、教えて出来る物ではない・・・血統と犬の持つ性格なのだ

私は、犬に鈴は付けない・・・付けても、変わらないという人もいます・・・しかし、犬が
命掛けで、真剣に戦っている時には、余分な状態には、したくないのだ

私も ベテランの域になり、これ程の名犬を作出する事は、もう出来ないだろう
カナを失った事で、保有犬は3頭になった・・・カナの直系ミクがいるが、咬み止め系で
カナ程にはなりません・・昨期は、2度の瀕死の重傷を負い やむなく 防牙チョッキを買っ
た・・・・それにしても、今年は、極端に猪が減っている・というか全く、出会っていないのだ・・・・豚熱なのだろうか・・・・・・・

  


Posted by やまちん at 01:18Comments(0)

2023年12月25日

今期の狩猟は、鹿多し他


12月23日の猟 また、鹿だった 第1ラウンド 私の下50m 林間を鹿が跳んだ
一瞬、止まったので、発砲 木立に隠れ 2秒?程止まった…あw他紙の感では、外れる
事はないか?・・しかし、逃走・・・別の待ちにも掛かったが やはり、ずい分下だった

第2ラウンドもあたしの下 50~60m下を鹿2頭が跳んだ・・この距離で、植林の中での
射激は、不可能だ・・・鹿全体を見る事すら、難しい
ところが、紀州若犬が、着いた・・・そして、川で追いつき 咬んだようだ・・・・左の犬・・


この鹿 普通なら、3の又鹿であろう・・・角が異様に変形していて、長い
猟歴で、初めて見た角だった

ここ数年 狩猟は異常が続く
猪の豚熱での 異常な程の感染での
減少・・・・豚に蔓延すれば、豚舎
全ての豚を処分せねばならない

豚熱あ治まった?かな と思った
今年、極端に猪あ少ない

未だ、猪とまともに戦っていないのだ
11月1日 子猪を犬が咬んだだけだ

猪が減れば、鹿が増える・・・奥山へ鹿猟に行く以外で、これ程、鹿を獲る事は、初めての事だ
肉的にも、猪の方が、やはり、美味しい・・・今猪を獲れば、脂がのり、一番美味しい時期なのだが


年神様を迎える準備 着々・・門松作りだ・・・山には 材料が全て揃っている

左から 松 千両 南天 すでに、門松準備は出来ているので、これを飾り付けすれば OKである

娘宅と自宅用・・・私宅の方が 2倍の大きさ・・・娘宅 あまり大きな門松 希望してない
からかな・・   千両 群生している場所 あるんです・・・・・・・・・
  


Posted by やまちん at 20:22Comments(0)

2023年12月17日

意外と知らない鹿 猪の料理方法

・・・・狩猟者でも知らない 鹿 猪の肉処理と調理方法・・・・・

私は、罠は、絶対にやりません・ので、罠で捕獲した肉については、述べませんが
 長く追われた獲物 暴れたり 興奮した獲物は、全身に血が回り、その血が臭みを引
 き起こします

猪では、寝屋で、犬が止めた場合が理想の肉です 鹿でも短期時間での捕獲が望ましい

内臓を撃つと、臓物の臭みは、除去は無理です・・・前足から、前側を狙う事です
 言うは、容易いが、瞬時に・動く標的を的確に狙えるには、かなりの手練が必要です

撃った後、早い段階で、心臓にナイフを入れ 血抜きしてください

鹿の場合、引きずる事は、厳禁です 鹿肉は、ショックに弱く、血肉になtってしまいます
 どうしても、引きずる場合、枝を敷き詰め その上に載せ 縛って、引いてください

解体時、腸 胃等、内臓を傷つけない事です・・自信が無ければ、皮をはいだ状態で下足
 部 前脚部を取り 背ロースを外し、それから、内臓を外す事です

皮を剥いだ時のゴム手袋は、捨てて、新しいゴム手袋で肉処理する事です‣・皮から臭が
 移ります

ナイロン袋に肉を入れる場合・・部分ごとに入れ,血が出る肉を下にし、良質肉を上にし
 ます

肉の保存・・熟し・・下に新聞紙厚めに 上にキッチンペーパーを敷き 1週間程冷蔵庫で
 寝かします・・・血抜き出来 まろやかな肉になります

焼き肉 煮肉・時 50度の温度湯に肉を投入し、再度、正確に50度に温めます・・この
 状態で、30分放置、これから、水洗いを3度~4度は繰り返します

鹿の場合 再度50度の湯煎をします・・鹿特有の臭みが消え、旨み成分の脂は、残りま
 す・・・気になれば、ショウガ ニンニク等加えると 美味しくいただけます

・・・・・・鹿を敬遠する要が 鹿特有に 煮た時の 鹿臭さなのです・・・・・・・・・・・・・・・・・

アバラ骨肉等の煮込みは、アバラ骨肉、内側の薄い膜を爪で除去して、アバラをワイヤー
 カッター等で半分に切り、湯煎した後、味つけず、コトコト煮込みます 約2時間位
 肉が骨の中心に集まり始めたら、味付けです・・猪の方が、時間は短いです

猪肉の煮肉は、専用の肉切断機があった方が良く 5mm以下位の方が 美味しいです
 今の時期だと、おでんに、結構大量に(800g位)入れています

鹿肉は、特有の匂いがします 煮こぼしすると、匂いは、消えますが、同時に、旨みの脂
 が飛んで、パサパサ肉になり、美味しくないので、50度湯煎が最適です

モツ煮の方法・・・・まず臭み除去を完璧にしないと 敬遠されてしまいます
 小腸 大腸が主体になります・・洗うに手間が、メチャ掛かります
 腸等 ナイフで全て、縦に切り、水洗いお丹念に行い・さらに 塩を付け 3回位洗い
 次は、片栗粉をまぶし洗います・・・これも3回位です・・これを丁寧にやらないと、臭み
 が出て、台無しになります・・・後は、モツの煮方は、各自です
  


Posted by やまちん at 15:37Comments(0)

2023年12月15日

単独猟 鹿2頭獲る


鮮やかな 紅葉の下に 猪の食み跡があり、これを狙う事にした
火曜(12日)雨が降り、15,16日も雨だと言う・・・出猟するなら 14日であろう
単独猟・・・2年まえの台風で、山は荒れに荒れている 土砂崩れ 沢の崩壊などあり
鹿、猪の生態に変化がある  猛暑で、猪の餌不足等  これをどの様に読むかである

鹿が、増えたと言う場所は 猪が減った 逆に言えば、猪が増えれば、相対的に鹿は減る


孟宗竹林の急坂を上り、荒れ茶原へ出た・・そこから、奥へ向かう予定だった
小屋を押し流す土石流があったのだろう…幅5m 深さ2mの大きな溝を抜け、林に入ろ
  うとした時、GPSを見た・・犬2頭が私の上を回り込み 来た方向へ向かっている
ショータが1声啼いた・・・何かを追跡時、啼く時は、鹿しかない ここから、犬っが回り込
む方向は、150mは、あるし、現場所は少し低く、適切ではない 戻る事にした
林の中、距離100mに2頭の鹿を見る・・・さいわい 3の又の1頭が向こう向きで止まっ
た 向きが悪いし、距離が100mもある ライフル30-06 ラウンドノーズ弾頭 初速
2600フィート設定である・・狙い直し数度 3~4秒の出来事、胴体と首の付け根 狙い
引き金を引いた 鹿は、右側急斜面方向へ 落ちた・・・・ 速足で、現場へ急ぐ・・・・・・


捜す、発見出来ず すると 急斜面を私の方向へ向かってくる鹿がいる・すぐ後ろには、
一平とミクが付いている・距離50mで発砲・・・・ その時は、最初に撃った鹿が半矢で逃
走し、犬に遭遇し、逃げて来た?と思った・・・待てよ・大きさが 違うと再度 探したところ
立ち木に引っかかった鹿 3の又を発見した
問題は、単独猟という事だ・・・近くに猪の搬出を数度 お願いした 親しいK宅がある
ところが不在 友人にスマホがつながらず・・・・単独搬出を決意・・・・幸い 車は近い
1本角の方は、腹を抜き 背負い紐で背負って出した・・・問題は・・・、3の又鹿である 

鹿は、引きずると血肉が出来てしまいタブー・・・猪は、引きずり出す事は可能・・・・・
幸い 急斜面は、ザラバ 細かい砂利と落ち葉・・・紐で斜め、斜めに誘導しながら・
引き上げる場所はW滑車で、竹林まで持って行き 腹を抜いた・・すでに血抜きはして
おいた
発砲する時、腹は、絶対、狙わないことだ・・・弾が腹に入ると 臓物で肉が臭くなり
食すに適さなくなる・・・その点、ライフルの精度は、抜群であろう・・・後は腕である

横を跳ぶ時は アバラ3枚 前足付け根を狙い 正面向く時は首と胴体付け根を狙う
あくまで、猪猟師なのだが、今年は、犬が咬んだ猪1頭で 5頭の鹿を撃った 異常な年だ
  


Posted by やまちん at 11:30Comments(0)

2023年12月10日

狩猟 門松支度他

猪の食み跡が、極めて、少ない・・・夏の猛暑のせいで、椎の実が成らない事も原因?
それなら、広く、荒らしたり 痕跡がある筈なのに、・・・豚熱で、死んだのだろうか?

午前中は、Yが犬掛けをした・・・物が出た様子が全くない・・・犬を呼ぶ 口笛の音が、
近く聞こえる・・・・諦め感が出る頃だった  私の下50m複数の鹿を確認 雑木の巨木
の合間に、チラチラ、一瞬、鹿の速度が、遅くなった・・「黒い」・・1発発砲 倒れるのを確
認、あと1頭は・左へ跳んだ・・別1頭が右へ跳ぶ・・大木の影に隠れ 出るのを、ほんの
2秒程待った・・・しかし、樹木に隠れて、逃走・・狙える範囲は、5mも無かったのだが・

樹木の中 50mの距離では、早い速度で、逃走されたら、まず 当てる事は、極めて至
難・・・・ライフル30-06であるから 当たるのだと思います 鹿3頭 猪頭(犬が咬んだ)
が私の今期の猟結果・・・弾を 8発消費した



門松制作に当たり 殆どの材料が 山にある 今日は、(上)万両  (右)南天、難を転じて、福となすと言う縁起の良いものを揃えて
いく・・・後は 松 梅 裏白位だ


孟宗竹と藁は揃った

孟宗竹など 今では、山を放置する事が多く

はびこってしまう為、今では、迷惑な存在で
ある


(下)本日の野菜収穫
娘あ取りにくる為、収獲で、大根 キャベツ 
ブロッコリー 白菜 人参 ホレンソー 水菜
レタス サニーレタス 小松菜等です





  


Posted by やまちん at 13:38Comments(0)