2021年04月09日

葡萄新梢剪定と狩猟探訪


鞠子の大鈩山 誓願寺には、藤とナンジャモンジャがある。 藤もまだ早い様だ 
お寺が、何々山・・・寺と称する事が多い この山は、狩猟で、よく行く山だ



 いよいよ 果樹の花粉付け 果房他剪定など多忙になって来た

(上)新梢から、2つの果房が出来る


(右)上の第2果房   肩を落とす

(下右)先端 2㎝弱を残し、花芽を落とす

この先、種無し、果実肥大の為、薬品を使う
 事になる。まず、アグレプト液剤1000倍を
 開花10日前位に散布

開花時から3日位までに、ジベレリン25PP
 M液に花芽浸水・・・2回目を10日~15日
 で、再度浸水・・・粒肥大を望むなら、フルッメット2~3PPMを加用して、果房浸水する

葉の展葉期、ボルドーに炭酸カルシュウム100倍加用して、葉散布すると、葉が見る見る
元気になってくる・・・・とにかく、葡萄栽培は、手間がかかる 


<狩猟探訪>・・・・猪犬について
 個人で猪犬を飼育出来るには、限界がある・・・ 毎日の散歩、訓練 吠えての迷惑等
 考えれば、私の場合で4頭が、精一杯だ
 犬には、若犬 成犬 老犬といる
 4頭飼育しても、現実、実猟に使役出来る
 犬は、2頭~3頭になるだろう
 しかし、名犬の系統のツルを手に入れた
 から、必ずしも、納得出来る犬になる保証
 はない。各人によって、訓練仕方も違い
 猟人の技量によっても違ってくる

 あくまで、私流の考えであるが、紀州系の
 場合、洋犬との混成や、犬に鈴を付ける
 事は、犬を駄犬にしてしまう原因だと思う

 洋犬は、地鼻で、獲物の匂いを取り、和犬
 は、流れてくる匂いを拾う・・・和洋混成だと、先に、洋犬が、匂いを取り、先に啼き始め
 る。猟人は、啼いた犬を信用し、和犬の特性を無視してしまう・・獲物は逃走してしまい
 和犬の獲物を「止める」という素晴らしい技量を作る事が出来なくなる

 鈴でも同じで、猪が、追い啼きをしない和犬の特性を台無しにし、たとえ、猪が寝屋で止
 まっても、猪は犬の来る事を余裕を持って知ることになる
 獲物が鹿なら、鈴の音だけで、逃走し、決して、勢子に撃たせてくれる事はない

 今は、GPSがあり、犬の所在は、はっきりしている。とに角、犬を信頼する事が犬との
 信頼を繋ぐ方法だと思う
 犬が、啼けば、対象は猪で、止めた時
 だ・・・行くまで止めていてくれば良いのだ

 単独猟とは、聞こえはよいが、運び出しが
 かなり大変で、友人を手伝いに誘った事も
 あるが、大変さに、音を上げ、いまでは、
 1人で、2日掛け運び出す
 右・・撃った場所は、山の中腹 心臓被弾
 も、沢まで走られ、車は、山の上、内臓だ
 け処理し、猪は、腹部分をハエ避けの
 ビニールで包み、トリプル滑車で吊るし
 頂上近くにある車まで、犬3頭引き、重い
 内臓など持ち、汗ダクで、上る
   翌日1日掛け回収した
 単独で、4頭も獲れば、冷凍庫も満杯だ
 楽しむ猟を考えれば、単独が、良いのか
 グループで、和気あいあいとやるのが良
 いのか 解りませんね

 犬の保存の事で、わたしのところにも、相
 談が入る
 私自身が苦慮している。牡の名犬が、老衰で亡くなり、京都から、牡犬を入れた
 雌犬は、私所有は、2頭 友人が2頭所持 ところが、買い入れた牡犬の子が出ない
 
 犬の保持に友人3人と協力していて、合計で、14頭位は、飼育出来る状態ではある
 系統を全く同じにせねば、保全は出来ない。今は、友人宅F1 洋犬もいる。これを
 全く同じ系統にする話はできているのだが、肝心の紀州犬名系が、今は、猟人の
 激減 猟犬ブリーダーが、高齢で亡くなったり、廃止したりと、全国的に探さなければ
 いないのだ。幸いに、遠くの友人が、手当していただける話が進んでいる
 お互いに、助け合っていかなければ、かなり厳しくなってくると危惧している現状です

 

  


Posted by やまちん at 16:54Comments(0)