2021年12月29日
狩猟犬 紀州猪犬
である・・・狩猟の帰り、思わずパチリ・・・・
左から3歳のショータ(牡) 7歳のミク’牝)
(左)4か月弱の一平(牡)
狩猟犬(紀州犬 猪犬)を持つに、自分が、
飼育出来る限界が4頭である
住宅地での飼育には、限界がある・・・と言う
より、愛玩犬でない紀州犬4頭飼育は、極め
て、異常かもしれません
これから先、狩猟をする人の為、少しお話を
したく思います
まず、血統は、極めて、大切で、左の犬は、故古家系紀州タケシ・・(右はカナ)
タケシの兄弟(牝)の子供がカナである・・・その牡親は、京都福知山T氏の犬である
タケシは、少々、強い犬で、50k位の猪には、咬みに行った・・・良く獲らせてくれた犬
で、猪を止めてから、私を呼びに来た事が何度もあった・・・・名犬でした
う万能犬・・・止めもする・・捜索能力も広かった
猪犬を作出する事は、今では、絶望的位難しくなっている・・狩猟者が減り、当然犬も減り
飼育の難しい日本犬の飼育が、極端に減少している
4頭飼育する必要性と言うのは、新しい犬一平が実猟犬に育つ頃には、おそらくカナは引
退になり、実質稼働可能犬は3頭になる…その3頭も怪我とか 病気等あれば、2頭にな
る事も当然ある・・・また、全てが、優秀という前提においての話で、1頭でも、意に沿わな
い犬が出れば、狩猟時の計画が大き狂ってします・・・狩猟犬と言うのは、物凄く難しい
今期、グループ猟では、2名の若者がいる・・しかし、常時、出猟出来る訳ではない・・・・・
また、実猟の何たるかを 全て把握している訳でもない・・・例えば、的撃ちとは全く違い
猪も鹿も動く・・撃つチャンスは、時には、たった1秒 それを 瞬時に 撃って良い獲物か
正確に判断して、瞬時に照星に捉え,正確に引き金を落とさなくてはならない
撃つ猟野によって、銃 あるいは、照準装置を変える必要がある
例えば、猪猟場では、上下2連銃とかボルトライフル 倍率あるスコープ銃も絶対不向き
である
以前、私が、自動ライフルが故障して、鹿猟に使用するスコープ1,5~4倍銃を使用して
僅か⒑m先のボサから出てくる猪に照準を定めようとした・・・スコープに入らないのだ
結局、失射した。・・・・若い人が、持って来る銃 道具などにも、意見を言いたい部分は
あるが、好意に進言しても、・・・言ったが為、来なくなる事例もあり、難しさを感じる
来期新たに 銃を所持する人がいる・・・全てが素人・・正直この方が 猟技を継承し易
い・・・・若い人に・・・どこかで犬の事を引き継がせたいのだが、猟技が上達しない事に
は・・・とても犬まで 辿り着かないだろう
Posted by やまちん at
23:04
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2021年12月25日
12月25日・剪定他
12月も終わると言
うのに・・・まだ
落葉していないの
です
果樹 全ての剪定
始めています
最近の 林檎の
植えろ方法
以前に比較する
とかなり変化し
ています
枝を横に広げる
方法から
若木を密植する
植え方が主流に
なり、3年後位に
は、植え替える
べく用意してい
ます
ですが 全く、猪は出ませんでした
やっと、筍を食べた跡を・・最後に発見しました・・・・それも、2日前の様でした
カエルとか昆虫など
この様に 枝に刺し
保存? でも無いのか・・・・
明日も狩猟に出かけます
明日は、グループ猟 4人です
今、私は、紀州犬4頭飼育しています・・・使用しているのは、3頭です・・・猟友の犬、7頭
飼育していて、子犬が2頭 種犬1頭 主力犬2頭 ミックス犬2頭 しかし、主力犬、1頭
病気で他界・・主力犬2頭となり、今回 足、肉球を損傷した為、1頭となり、戦力が大幅
ダウン・・・グループで使用するには、適していません・・・
グループで使用すると言うのは、皆さんの期待に応える力が、犬に無ければ、出すべき
でない・・・・狩猟犬を持つという事は、本当に、大変であり、忍耐強い信念が、無ければ
出来る事ではありません・・・・
また、勢子が、簡単に 自分の都合で、出欠する様では、信頼も得られません
勢子と言うものは、極めて、特殊で、誇り高く そして、 ボランティア的でなければ、務ま
りません ・・・狩猟は犬に始まって、犬で終わる・・・それが、本当の狩猟です
Posted by やまちん at
20:28
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2021年12月20日
ブロッコリー変種?何故?
このブロッコリー すべて、同じ種から、育てた物です 右側は、普通のブロッコリーです
上と同じです・・全体で半数が、黄色のブロッコリー 上・・白く見える部b運は、光が当たった為です
種の中に、違う種類が混じっていたのか・・同じ場所に 同じ肥料で育てていま
すので、違う種類が出来る事は考えられません?
<狩猟探訪>
猪が、やはり、かなり少ない・・・12月19日の猟・・私の上500mで、カナとミクが止まっ
たり、移動したりを繰り返す・・しかし、啼きが無い・・駆けつけようにも、移動する
下を向いた・・近くにいた ショウータに啼きが入った・・2度、3度 無線で状況を知らせ
る ・・すかさず 2発の発砲「ドーン ドーン」・・・発砲音からすると 2秒で2発・・速い
外した・・・40k位の猪・・・との無線
カナ ミクが追っていた猪が ショウタの目の前を跳んだのだろう・・・・
猪が小さい為、犬と戦う程では無く この大きさの猪は 逃走する事が、命を守る術だと
身にしみているのだろう
この場所は、荒れ茶原 深いシダ 深いカヤなどかなりあり、隠れながら逃走するには
絶好の場所が、無数点在し、比較的 取りにくい場所だ
ひょっとしたら、この前獲った、牝猪の子供かもしれない・・・40kの猪も来年は、十分
犬と戦える大きさになる・・・その時が楽しみかな・・・
この日、再度 最初に出た付近で、猪が出た・・カナが啼いた(カナは猪以外 啼かな
い)・・・それも、タツマ(待ち)を引き上げてから、林道真下の荒れ茶原からだった
・・大きさから・・闘う相手ではないので、左程、悔しさ 残念さは全くない・・・・・・・・・・
Posted by やまちん at
20:50
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2021年12月16日
違法罠・・多いです
罠には、写真の、箱罠と くくり罠があります・・当然罠免許 狩猟免許が必要で、 設置した罠には、罠免許のナンバー 設置者の
住所 氏名 TEL等 判りやすい場所に表示しなければならない 法律があります
銃 狩猟には、かなり厳しい 法律があります・・・しかし、違法罠は、結構 日常に存在し
ます・・・この場所は静岡市 宇津ノ谷 林道 西沢 東沢に 堂々と違法罠、設置してあ
ります・・・ 餌の米ぬか 入れたばかりでした
違法くくり罠も何度も 確認していますが、くくり罠は、地中に設置しますので、自分が、
掛からないと、中々判らないのです ・・・犬が掛かると、結構 怪我をしてしまします
・・・罠自体 許可出来る訳ですから・・法律に基づいた設置をしていただきたい・・・・・
静岡大浜海岸から見た 伊豆半島です・・・・犬の散歩途中のカットです
遠く 左の山は、黒法師岳 一平大浜散歩です き にわか、きき酒会・・・
本訓練は、今猟期後です
Posted by やまちん at
19:20
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2021年12月14日
12日の大物猟 3の又を担ぐ
勢子は、 前半Y氏・・後半、私。。今日は、タツマ(待ち)は3人という体制です
グループ全員で、5人・しかし、仕事の関係も有り、今日は、総勢4人、4人集合する事も、
半分位になったかな・・
Y氏放犬して、15分位か・・銃声3発・・色々無線が飛ぶ・・・猪だという・・・猪と鹿では
跳ぶ場所に、違いがある・・・すると、私の対岸(40m)を鹿3頭?が急斜面を駆けのぼる
しかし、私の場所では、無数の雑木の枝が邪魔して、確認不可・・枝と枝の間を狙う事を
試みたが、射撃出来ず・・・たった7~8m移動すれば、見えっぱなしだった・・・・ん~~~
猪猟をやっても、鹿が出る・・本当に鹿が増えた・・後半私が勢子、東側を攻めた
カナ ミクを使用、・・GPSで、犬が500mとか遠のいた時は、追っている時だ・・私の犬
は、追跡時,全く啼かない・・ところが、3発 3分位経ってまた、2発・・一度も犬が啼かな
い・・鹿だろうと思ってた・・案の定 3の又の大鹿だった・・・それから、1時間、犬掛けを
続けたが、猪はでなかった
さて、搬出だ、鹿は、猪と違い、引きづれば、肉が傷み、血肉になってしまう・・水の無い
場所だった。腹だけ抜いて、担ぐ方法もあるが・・私の若い頃、3の又を 丸のまま、背負
いだした話をしたら、・・若いM君・・挑戦してみるという・・・かなりの重さ それに、上りだ
後学の為もあり、まず、縛り方の方法 連尺(担ぐ紐)装着方法を伝授し、背負っても
起き上がれないので、手伝って、やっと、立ち上がり、・・・力強く登り始めた・・流石!
私以外で、3の又を丸のまま、担ぎ出した人を初めて見た・・・・・・
150m程、登り、車道まで出、腹を抜く方法を 若いM氏、主体で経験してもらった
野生の大切な命をいただいた訳である。内臓でも、出来る限り、人と犬で食す事が、猟師
たる者は、自然に対する 獲物に対する義務であり、礼儀でもある・・山の神に感謝・・・・
若い彼は、本当の猟師になれるだろう・・・来期は、新たに 弟子が出来る・・今日のM氏の
豪傑ぶりは、次の人にも伝える事が出来る・・・・・・・・・
Posted by やまちん at
15:48
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2021年12月11日
狩猟探訪 里芋収穫
いよいよ、果実も、柑橘類で、終わりになります・・・青嶋みかん ネーブル 伊予柑です
12月は、奥手の青嶋みかん 必要なだけ 収穫デス
里芋 2株掘ったら、20Lバケツに収まり切れませんでした・・暫らくは、掘らずに・・・・・・
9日、単独猟・・崩野へ・・・猪の荒らしは確認・・猪は出ず・鹿は、2回出したのだろう・・
犬が、500m余離れたのを確認した事で、鹿であろうと推認出来た・・
前々期、前期 そして、今年、猪が極端に少ない・・・最大の原因は、豚熱で、死んでしま
った・・・おそらく、10分の1以下かもしれない・・・・・それに、輪を掛けて、猪激減の原因
は、罠である
猪が激減した現在・・有害鳥獣捕獲の必要性は、全く無い・・・そもそも、狩猟者が、全て
有害鳥獣捕獲が出来る訳では無く・・現に私は、ほぼ、半世紀狩猟をしていて、私は、
有害駆除出来ない状況にある・・かってにやれば、銃砲。狩猟免許とり消しとなる
都市に在住する狩猟者は、有害鳥獣駆除は、できないだろう
有害鳥獣駆除は、農家の人が、猪、鹿等により、農作物に被害を受け、駆除すると言う
のが、目的であって・・、狩猟者は、常日頃、山野で、狩猟をさせてもらっている・・・その
感謝を込めて、農林業の方に駆除というお手伝いをさせていただく・・それが、駆除の原
点だったのではないのか
猪 鹿に懸賞金の様な・・お尋ね者的な、懸賞金を拠出する為、金目的に、罠を掛ける
これが、罠の現状だ。・・・私に言わせれば、全くの動物殺戮である
マタギ(猟師)は、山の神に感謝し、獲れれば、感謝をささげ、賜った命を、ありがたく
食す・・また、小さな猪など、引き金は、引かないものだ
罠経験者からの話を聞く・・箱罠に・・経験の浅い子供猪が、何頭も入る・・すると、罠師
は、子猪が、入ったままにしておいて、周りに、足くくり罠を多数設置するという
親猪は、泣き叫ぶ子猪を救助に来て、親も掛かってしまう・・・こんな虚しさ、マタギには
絶対に出来ない・・・これもお金である
以前、単独猟で、親猪を撃った…子猪が私の周りを走った・・・その日は、内臓等、処理し
次の日、回収に向った。。雪の降る日だった・・・私は、子猪が、吊るした親の元に来てい
ない事を、念じながら、山へ登った事がある・・・・猟師には、情けがなければ、山へ入る
資格なんてない・・・確かに命は戴く・・動物にしても 野菜でも 生あるものには、感謝
の念を持って、接する・・・それが、猟師・・マタギである
食べもしないのに野生の命を獲るのは、殺戮である・・まして、罠のように 命を限りなく
取る所業は、とても考えられない・・・獲った命を 穴を掘って埋めるなど・・なんなんだろう
これが、猪が激減している 第2の原因である・・・それがどうして、楽しいのだろう
農家が、被害に遭って、止むにやまれず、罠を設置うるのならわかるのだが
罠師が、他人の土地に、断りも無く かってに罠を設置し、(法律でも違反〉・時に、保護
されているカモシカがかかり、・・開放する事は、極めて困難で、殺してしまう・・話しも聞く
違法に設置した罠は、1度掛かれば、数m、クレイターの様な穴を猪があける…と言うか
暴れる為、杉の小苗など、メチャクチャにする・・その為、違法罠師は、名前も付けず、
2度と同じ場所に罠を設置しない・・・・私は、数度 警察に報告した・・・検挙された
違法な罠は、登山 ハイキングしている人にも。かなり、危険がある・・特に下る場合、罠
が足に掛かると、ころけてしまう・・・私も1度経験がある…また、犬がかかり、足の皮が
剥けた事があった
罠設置者間での問題も多く聞く・・・他人設置の罠妨害 箱罠の扉を落ちなくしたり、時に
ワイヤーを切断したり・・・銃所持者間では、考えられない 陰湿な妨害も多いと聞く
それも、金銭が絡む為、の所業だと思う・・・・行政も 現状を把握して、対処するべきだと
思う
猪 鹿を憎む風潮だけ 増長しては、決して、良い事ではない・・・動物には、生きる為の
権利も有り、人には、動物を慈しむ心も必要だ
私は、猟師である・・古来から、狩猟は、山の神に感謝しながら、祖父の代から続けてき
た。獲れなければ、山の神の保護が無く また、来いと諭される。。。それが猟師である
Posted by やまちん at
21:07
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2021年12月06日
猪犬、紀州犬育成
2018年4月 京都福知山で生まれたショータ・・この犬は、種牡として、購入したのだが、
その目論見は、完全に失敗
タケシという優秀な犬が、他界して、次の犬を育てなければならない状況だったのだが
2021年9月3日生まれ、岡山県O氏作出犬 「一平」 混合注射2回撃つまで、外出は控え
室内で飼育・・・・あちこち咬んで、今日ソファー買い替えです・・・

昨日から、犬舎移動で、今日は、安倍川で、長~い紐付けての散歩です・訓練の第一歩です
11月28日の猪猟時の 半矢、猪の対しての様子です・・・私は、本来、子猪に対しての
発砲は、しないのですが、今回は、子猪と言うには、30k位と、大きかった事と
親より先に、私の場所に、来てしまい、発砲したという事です
カナ11歳 ミク7歳 ショータ3歳 そして一平0歳 狩猟犬は、愛玩犬ではありません
来年あたりから、カナの猪犬としては、 陰りが、出てくるでしょう。狩猟犬は、いる数
だけ、使役できる訳ではありません・・4頭飼育して、3頭使えれば、稼働頭数は、最高
かと思います・・・カナがいて、ミクを教育出来、また、ショウータを教育できます・・今度は
一平を教育してくれる事かと思います・・・この流れを絶ち切ると、狩猟犬の育成は、
たちまち難しくなってきます
私は、紀州犬での猪猟に、かなり、こだわって、やっております・・なかなか、純日本犬で
の狩猟に、こだわって、狩猟している、猟師は、全国を探しても、極極、稀で、犬の保存
は、極端に厳しくなっています・・・猟性能が良くても、獲物を追い切ってしまい、犬探し
に、大変な思いをする場面・・良く聞きます・・・紀州犬は、キレが良いのです
追跡犬の血が混入した方が、追う,能力 ブルテリヤの様に 咬む能力では、上を行く犬
も、承知していますが、防刃チョッキを着てまでの猪猟は、私は、しません
猪も、私も、そして、犬も、同じ立場で対峙したいし、運動能力も、紀州犬でなければ、出
来ない微妙な、素早い回避能力で、危機を脱しする事を、私の犬には、望みます・・・・・・
11月24日、猪を獲った動画・・下をWクリックすると 動画が閲覧出きます
閲覧注意部分が後半にあります・・興味のある方のみ閲覧されるようお願いします
https://studio.youtube.com/video/keJATQ3vVC4/edit
我が、猟野は、シダ等、先の見えない 暗く、深い場所が多く、犬には、不利な場所も多い
のです・・・犬が、戦っていれば、一刻も早く、駆け付けたいのですが、深く侵入すれば、
人も危険が増大します・・・
今年は、猪の餌である椎の実が、豊作・・・しかし、肝心の猪が豚熱で激減していて、かなり、少ない
Posted by やまちん at
19:45
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