2019年10月10日

仙丈岳へ 狩猟探訪

仙丈岳へ 狩猟探訪
天候が合わず 1か月余 登山が伸びた 10月9~10日過ぎれば台風が・・・・・この日
しかない  誰も考える事は同じか 5時半の芦安駐車場出発のバスは、満車・・・

広河原~北沢峠のバス出発8時・・・1時間半の待ちぼうけ・・雪のある大樺沢の右には、
第2の高峰 北岳が朝日を浴び 見事なパットレスを見せていました 


仙丈岳へ 狩猟探訪
高度を上げるに従って 甲斐駒ケ岳 鋸岳が眼前に広がって来ます 花崗岩で雪を被っ
た様な駒ヶ岳  左側は、難路中難路の鋸岳が見えます

仙丈岳へ 狩猟探訪

日本一の富士山 第2の北岳 第3の間ノ岳の揃い踏み・・・・この天気 今年3日目だと 仙丈小屋のご主人の話です

仙丈岳へ 狩猟探訪
仙丈岳真下 3013mに立つ仙丈小屋・・・・甲斐駒ケ岳の絶景ポイントでもあり、伊那
 駒ヶ根の夜景も遠望出来ます・・・・霜柱が・・・・結構寒いです

仙丈岳へ 狩猟探訪
 仙丈岳から小仙丈へ向かう途中からの仙丈岳・・・・・

仙丈岳へ 狩猟探訪仙丈岳へ 狩猟探訪 ホシガラスがハイマツの実を食べていて、
飛び交っているのですが 中々うまく 写せ
ません  ・・・・・・ライチョウも見た人がいまいたが、その機会には、恵まれませんでした

まだまだ 体力のない事を痛感の山行でした。とても2日間で 甲斐駒と仙丈の2岳は・・・


<狩猟探訪>
 大きな猪を獲り、解体していくと、内臓を守る様に 固い脂肪の塊が板の様に付いて
 いる事があります  私たちは「鎧」と称しています
 この部分は、食べることは,勿論出来ないし、刃物も通りません  時には銃弾でさえ
 鎧で止まる事さえあります・・・脂のある猪肉は、美味しいのですが、 脂が固くて、
 食べにくい物もあります・・・・これが鎧に成って行くのだろうとも思っています
 動物は、自己防衛の為、保護色がありますが、この鎧も 自己防衛の為の、天が授け
 たものなのかもしれません
 
 単独猟のS氏が3頭の犬で、猪猟をしていた 犬は、猪を発見し、戦っていたという
 猪は大物だったらしく、果敢に闘い もつれ、山を転がったりしながら、川まで来た  
 そこに、キジ猟をする鳥猟師がいたのだ…彼は、山から、ガサガサ激しい音を立て
 ながら、落ちてくる塊は、当然、状況は把握していた。川へ来た時は、猪を3頭の犬
 が、3~4mの輪になって、取り囲んでいたという。・・・その犬の持ち主は、   当時
 GPSも無い時代  まだ、到着していなかった・・・・鳥猟師は、弾を 実弾に替え、
 猪を撃った。銃声は、遠くまで聞こえ、犬の持ち主は、20分後に到着したという
 この全てを 私の知人が見ていた。・・・・・S氏は、猪の半分を 鳥猟師に与えたと言う

 実は知人も銃を持っていた・・・・しかし、彼は、その事には、加わらなかった
 狩猟という物は、犬を放した瞬間に 猟が始まり 獲る 獲らないに関わらず、犬を回
 収した瞬間 猟が終わる・・・・・上の場合、鳥猟師は、明らかに 己の狩猟ではない
 その猪を獲るか 獲らないかは、S氏の狩猟の範疇で、その中に割って入っては、絶対
 にいけない・・・・たとえ 目の前に 獲物が跳んでこようと、己の狩猟ではないとしたな
 ら発砲するべきではないのだ・・・・・見過ごさなければならない
 猟師の中には、撃ってやったから、半分もらう権利があるという輩もいる・・これは、
 猟師失格である。仮に猟場が重なってしまい 発砲して、獲物が倒れたところへ 自分
 のグループと違う犬が来たなら、間違って撃った事を丁重に詫び、獲物は、相手に
 全てお返しすべきである・・・・それを徹底するのが猟師である
 




Posted by やまちん at 23:22│Comments(0)
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