2019年12月31日

令和元年の狩猟

令和元年の猪猟

何と言っても トンコレラの発生が大きな波紋を呼んだ
  トンコレラが原因なのか 不明では、あるが 猪の数が少ないのだ。私は、トンコレラ
発生場所から10km以内での猟は自粛している。 一度も トンコレラに罹った猪を
見たことも 犬がトンコレラに罹った猪に遭遇した事もない


令和元年の狩猟令和元年の狩猟 狩猟期が1か月半程、延長され 11月1日
から3月15日となった
正直 猟期延長は 私には、無駄であり
意味の無いもである

上記猪は、11月初旬に獲った・・・・この時 ミクが足を裂かれた 7針を縫う負傷だった
猪には、まだ、肉の旨みを左右する脂が乗っておらず パサパサする肉で正直不味い
獲るべき時期でない時、猪を獲った為である。   犬の怪我は、完治に20日程要した

令和元年の狩猟 猪猟は、犬で決まる・・・・特に昨今の狩猟事情で、狩猟者が激減すれば、単独 あるい
は、少人数での猟となり、日本犬本来の 止め芸に秀でた犬でないと 獲れなくなる

なぜ、猪猟に、日本犬かと言うと 紀州犬等は、獲物の接近時、追跡時 啼きが無い
猪なら、寝屋へいきなり接近し、猪と対峙した時、啼いて、猪を止める芸当が出来る
猪との激闘時 接近する距離が、猪の攻撃を受け、逃げる事が出来るギリギリの距離が
猪が犬に脅威を感じ、止まらざるをえないのだ・・・・・これが出来る犬は、稀であろう
半面 ハウンド系の啼き犬を使えば、勢子の進む方向へ犬も進み、匂い鳴きをすれば
猪 鹿は、勢子とは、反対側へ逃走する。獲物の姿さえ、見る事は出来ないだろう
啼き犬が、猪止めた時は、止めたのではない。猪が、自らの意志で止まったのだ。反撃
出来得る猪の場合、止まって、犬に反撃する事もある・・・・・・それを止めたと勘違いする
人もいる。・・・・これに犬が突っ込めば、大怪我、あるいは、戦死する事すらある

令和元年の狩猟
12月に入り、猪肉に脂が乗り ようやく やる気になった 5日 単独で出かけた。荒れた山を進んで 一番奥へ行った時、犬は、姿は見えなかった
遠くで、啼き? 足を止め、耳を澄ます・・・啼きだ・・・遠い・・下だ。 急坂の植林を急ぐ
ようやく、犬の声が、大きくなってきた。 ライフルを外し、犬を確認・・・・猪が見えた

<注>銃の赤いテープは、銃の故障の為の補修テープではありません
勢子は、激しい動き 等で、弾倉が落下する事が過去にあり、弾倉落下防止の為です


令和元年の狩猟 この咬んでいる犬は、若犬で京都福知山からきた1歳7か月の紀州犬だ・・今年初めての
猪猟デビュウである・・・・猟付が今までの犬の中では、一番早い・・・・
狩猟で お金をかけるなら、銃でも 装備でもない 真っ先に優秀な犬のツルを探し、犬に投資するべきである
洋犬ハウンドは、紀州に比較すると、俊敏性に ほんの少し劣る気がする。それが、受傷した時、の受傷の
大きさに現れるように思う。 私は、防刃服を犬に使用しない・・致命的な首 腹の受傷は、した事が有りません

令和元年の狩猟令和元年の狩猟


12月15日は、3人での猟だった。犬掛けは、私と Y氏の2組 こうなると 猪を獲るには、犬が止める以外は、難しい
私が、猪を止めている真下までくる間まで止めていた・・・・跳ばれたところを発砲して獲った・・・・・・上はY氏が単独で獲った猪だ

狩猟を始めるのに、最近射撃銃から 入門する人が多い しかし、射撃から入った猟人
は、長続きしない傾向にある。・・・・射撃の仕方が、全く異質である

クレー射撃と 実弾射撃が全く違うところへ持って来て、実猟では、高速で猪は跳ぶ。ゆっ
くり狙う余裕は全くない。点数を稼ぐ射撃ではない。猪に瞬時に、的確な致命弾を撃てる
かどうかなのだ。・・・射撃場へ行くと、実弾動的を、スローで動かし、5秒間掛け、しっかり
狙っている射手をみる・・・・私の猪との実践では、全く無用である
⒑mを2,5秒の最速の動的で、2発発射し、2発共、致命的に当てる事が出来なければ
完璧ではないのだ
また、罠をやる人が増えている・・・・罠をやる人に 銃猟師で、成功は。絶対しない
私は、罠師とは、狩猟で、協猟はしない。罠なら簡単に獲物が獲れると、短絡的に思うか
もしれないが、猟師は、子猪など獲らない。  また、己が必要以上は、獲らない
それを獲れば、殺戮に他ならないのだ。 猟師は、犬と一体になり、己の技量を高めて
猪 鹿と闘う ものであって、猪 鹿を捕獲に失敗すれば、猪 鹿の勝ち・・山の神が獲物
に味方したに過ぎない。出直せと言っている様なものだ
罠は、毎日、見回りをする義務があるが、殆ど、罠免許の無い人を代用に使ったり、して
いる。狩猟人は、全て、己の責任で、やるべきで、他人の土地へ 無断で罠を掛ける違法
な所業も多い。・・・・罠は、毎日の見回りは義務である。・・なぜ 毎日勤務している人が
罠猟が出来るのか甚だ疑問・・・見回りに時間を割けば、狩猟も犬、飼育さえ出来る筈が
ない。そもそも、気持ちが罠に行ってしまえば、銃猟に気持ちが乗る訳もない。そんな状
態で銃猟のグループへ参加したら、失礼であり、迷惑だ・・・・・・・・・従って 罠をやる人
は、猟師は出来ない。当然犬の作出も出来ない。・・・・・静岡M部落、新たに銃を所持し、
私の犬を見て、甲斐犬2頭購入した猟人がいる・・・・罠も併用している話があり、協猟は
出来ない話はした。・・・・聞けば、3年も経つのに、未だ、グループで、甲斐犬は使役され
ず、愛玩犬と変わらない飼育をしているとのことだった・・・罠をやるより、甲斐犬を訓練
すべきなのだ。・・・まず、他の猟師に認知される程の猟犬にしなければ、グループでは、
使えない・・・・・グループの実猟で、訓練犬として、勢子をやる事は、出来る話ではない
名犬にしたければ、自分で、汗を流し、たっぷり訓練して、やる犬にするべきなのだ




Posted by やまちん at 14:22│Comments(0)
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