2020年10月27日
狩猟及び犬談義で岡山へ
・・・・・・岡山O氏の犬舎、冬には、ナイロンで覆いヒータを焚くとの事・・・・・・・・・・
猪猟は、「犬に始まって、犬で終わる」が私の主観ですが。・・・個々には、猟に対する考え方は様々でしょう
狩猟方法・・・グループ猟なのか 単独猟なのか グループ猟でも、多勢か、少数かでも違
います
一般的なグループ猟では、使用する犬は、ハウンド系(追跡犬)で、匂いを取り、追い啼き
をする犬を使い、タツ(待ち手)が仕留める方法です
しかし、攻撃的な猪は、荒れたシダの中では、中々出ませんし、追跡で真価を発揮する
ハウンドは、攻撃してくる猪に、対処は難しく、また、追跡する猪との距離が離れます
その為、タツが、気取られる事も多く 猪の逃走経路も増え・逃す事が多いのが実情です
では、私が、探求する紀州系猪犬は、万能かというと、名犬に到達してしまえば、素晴ら
しい仕事をします。咬み止め 吠え止め系と好みも有るでしょうが、咬み止め系は、負傷
も多く、治療費が、数万~数十万円出費する事もあります
私は、吠え止め系の犬を作出すべき努力をしています。この吠え止めも、啼くだけでは、
猪は止まりません。対、距離は、2~3mと詰めて、隙あらば、咬む事が出来ないと、止ま
らないのです。
しかし、日本犬は、いくら、血統が良くても、全てが良くなるわけではありません。むしろ
思った犬に成らない方が多いと思うべきです・・・・単一犬種で、扱い難い犬なのです
愛玩犬と同じ、育て方をすれば、手に負えない犬になる事も珍しくありません
その点、サツマビーグル(以前飼った事がある)は、温和で飼い易く、また、獲物の捜索
追跡等、猟性能は、紀州犬より、優れているでしょう
今回は、同じ、系統を持つ 岡山県N市在住の0氏の元へ出掛けました・・・・狩猟人口
も激減していて、日本犬での猪猟談義出来る方は、本当の少なくなり、貴重な話が聞け
たと思っております
います・・・・上のタケシとっ右のカナの子供が、左2頭ですが、真ん中が戦死です
この私の犬は、猪猟では、鹿 カモシカは、追う事はありません。・・・鹿猟は、この犬で
やっているのです・・しかし・猪 鹿 カモシカ 混成場所では、猪と戦います
Posted by やまちん at 15:10│Comments(0)