2024年03月04日
狩猟 牡鹿 背負い搬出方法
やむなく 鹿を追っています・・・協猟は、3人が多く、今回は、若者入り4人です
勢子も夜勤開けで、私は、左親指負傷あり、早い、昼食食べてから、の猟となりました
さて、鹿の搬出は、猪の様に 引きずり出す事は出来ません・・これをやると、血肉になり、肉を痛めてしまします
今回の様に 元気な若者がいれば、背負い出す方法も・・・彼は、猟を覚える意欲があり、経験です
ワタ抜きでも、40k越えで 道無き山は、結構大変です
(左)連尺・・・背負い紐 (右)鹿の縛り方法・・・全体を丸めに縛るのがコツです・・・・3ノ又鹿は、体重も重いので、ワタを抜く事が、最良でしょう・・・角を多少、背負う反対側に向けると、背負った時、角に背中が当たらず 楽になります
連尺と鹿の間に、ナイロン等で仕切ると ダニ、血の予防になります
搬出方法は、色々あります ロープで架線を張り、滑車で下す 雪遊びソリに載せ 下す方法など、私は、多種実行します
狩猟とは言っても、はっきり言って、「キチガイ印」レベルでないと、狩猟は、語れないでしょう
狩猟を趣味レベルで、行きたい時だけで、行くレベルでは、一生涯 理解 あるいは、猟師たる域には、到達いたしません
狩猟は、犬です・・犬の事を話せば、長すぎ 射撃でも 狙う場所も重要で 若者など 実弾射撃すら 行わない若者が、大物猟に来るなど信じられない話も多いのです
初めての射撃 誘って見れば、何と 的から、数mズレてしまう・・・犬を撃たれてしまうとぞっとする
待ちに入れば、そこで、実弾装填する・・・装填時「ガチャン」と音を立て・獲物に 待ちの
位置を知らしめる・・・鹿 猪は、野生では、人より、はるかに 敏感で、山の地理を熟知している達人だと理解しなければならないのだ
こんな事を知っているだろうか・・・・1627m高塚山下での猟、待ちにHを置いた・・鹿が
数頭 来たら、必ず 一番後ろから狙えと指示した この時、笹原から2頭が来た
先頭から撃った・・それを外した・・以後 同じ場所で数回待たせた
しかし、鹿は,彼を 見事に迂回した・・・他の鹿に 危険度を教えたのだ・・ウソと思うか
もしれないが実話だ・・・獲物とは 知恵比べなのだ・・・頭を最大限 回転させないと 勝つ事は難しいのだ
Posted by やまちん at 18:58│Comments(0)