2017年05月03日
赤ヤシオ異変あり
なっている。 未だにつぼみの木も点在していた
全く 花芽を持たない 木もあり 私には、例年の1/10程度の花量に感じました
左に 蕎麦粒山 真ん中の尖った山は、黒法師山(2067m) 右は八丁段 かって 鹿を求めた
勇士達は、黒法師 バラ谷の頭等々 縦横無尽に狩っていたものである。 今は、その面影を見る事は出来ない
左は 高塚山である。 山犬段(1404m)から 三ツ合そして 高塚山(1621m)さらには竜馬ガ岳
を くまなく狩猟したものである・・・・・高塚直下の平沢の小屋に寒さこらえて 宿泊し 鹿を狩ったの
は、昔になりつつある。 ・・・・あの山の向こうは 未だ禁猟区だ
遠く白く見える山は、聖岳 最南端の3000m峰 手前の尾根は八丁段から榛原川の(旧)吊り橋
へ抜ける尾根だ この下には 「川島さん」という秘境があったが、今は、林道が伸びて、「川島さ
ん」へも簡単に行くことができる。 アマゴも釣れなくなった。 そうそう 川島さんてのは、 恋平
伝説の主人公 狩猟人で雪で遭難して死亡する
妻 柏木は、恋の平から、毎日、夫を迎えに 榛原川の奥が見える 段まで行き ついには
力尽きる。 そのけなげな姿を 藤川の人々が哀れみ 住んでいた場所を恋の平(小井平)
迎えに行った場所を 恋の代と命名したという。 今でも 観天寺では、柏木さんの供養が営まれる
大札山 頂上から左下に見えるのが 大平という 大きな段がある(下) 私も何度も狩猟をした
この場所を狩猟場としていた 狩猟家も 今は、銃をおいた。 ここで狩猟をやる人は、もう誰もいないだろう
赤ヤシオの色は、鮮やかで独特だ。・・・・私の父から聞いた話・・・まだ、赤ヤシオの価値が理解でき
ていない頃、高塚山近辺に群生していた 赤ヤシオの木を 殆ど伐採したという(植林の為)・・・・・・
大切に保存していきたいものである
アケビの花だ 9月には、爽やかな実がなるだろう・・・・・・・美味しいですよ。 種が多いのがネック!
「追」・・・恋の平伝説 主人公 川島は大間川 広河原付近まで 犬8頭を連れ、狩猟に出かけ・吹雪
で 動けなくなる。食料も尽き、それでも、柏木のところへ 戻ろうと努力する。そして、いよいよ
空腹で 動けなくなってくる。 何とか 妻も元にたどり着こうと、犬 1頭 1頭殺して、食料として
活力を得つつ 前進するのだが、最後の1頭だけになってしまった。 この最後の1頭に 己の血
を塗り付け 妻の元に 状況を伝えようとする。 その犬も 柏木のすぐ 近くまで来て 息絶える
犬を送り 川島が息絶えた場所が「川島さん」という地名になったのではないかと思う
今でも 犬の供養の碑が 山の隅々に安置してある 榛原川には、観音ホツというホツがある
また、日向ホツにも 碑が安置してあるが、その事を知る人も もう皆無かもしれない
お寺の隅に柏木さんを祀った祠が存在し、供養もしている。 ここは、狩猟の神様として、知る人
は知る・・・・・・が 今は、知る人は、いないだろう
「川島さん」は島になっていて、上に 祠がある…………・・・・・・・・・・・・・・・・・・・恋の伝説
Posted by やまちん at
21:33
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