2018年04月15日

大物猟犬のこだわり屋久島犬

 神奈川県厚木市在住の友人I氏の 大物猟犬の犬舎 13頭程所有している。
この犬舎も 近くにある 狩猟用のこだわりの庵も 本人が独自で建築したそうです

 犬種は、屋久島犬 聞きなれない人も多いだろう
 彼は この犬種にこだわって 長年育成してきた

狩猟家とは長年の経験から 自分に適した犬種

を追い求めるものだ。 何年も何年も 育成して

その犬が持つ 性質 猟性能を見出して、魅了さ

れる・・・・誰が何と言おうと彼は 屋久島犬なの

だ・・ブルーチック ウォーカー プロット ビーグルなど ハウンド犬を愛犬にしている狩猟家は。
日本犬を使いこなす事は、まず 有りえない。 ・・・詳しく書く事は、難しいが 性質が全く違うのだ

厚木I氏の狩猟グループは、総勢13人 しかし、犬持ちは 彼のみらしい。・・・狩猟犬を持つ事が
いかに大変かという証でもある。一緒に訪問した 金谷のY氏も金谷では唯一の犬持ち 勢子であ
る。 愛玩犬と違う、狩猟犬というものの、猟芸は3歳までの若犬では、未熟で、早い犬で4~5歳
なってから、熟練犬になり、9歳頃から、退化し、10歳を超えれば、引退も視野に入ってくる
優秀な大物犬を常に保持するには、10数頭飼育は解らない訳じゃない。
飼育したけど 能力が劣る犬もいる。戦力にならない若犬 老犬もいる。…従って簡単に犬掛けが
出来る訳ではない・・・・狩猟者でも、現実的には、犬を全く飼育しない者が大半であろう。優秀な犬
を保持する狩猟者は、特別な存在であり、強い信念を持ち、狩猟そのものが優秀であろう

 私の所有する 有色紀州犬も 一般には知れれない犬種で 紀州犬は、白を連想するが、
元々の熊野の狩猟犬が紀州犬である・・・・1番奥の犬が 私が作出した中では、最高の猪止め犬
だった。寄る年波で 現役の狩猟犬としては、役割を終えた

 この2頭が今の主力犬 茶の犬は、最高の吠え止め犬になった  奥の犬が茶の犬と 上の奥の
黒い犬の子供である・・・・同じ兄弟を昨年暮れ 失ってしまい…私の構想とは、ずれが生じて
しまい思案中である・・・・・最高の猟芸が出来る犬など そう 存在する事もないだろう・・タケシも
年だ。 もう一度 この組み合わせが成功するかは・・・判らない
犬の寿命は、15年程ある。 私の健康寿命との闘いになる。・・、この事が、犬飼育のネックになる

猪猟といっても 追い啼きをする ハウンド系はグループ猟中心になる。 猪を止める 止め犬猟
大きく分ければ2通りあるが、猪止め芸でも,咬み絡み止め 吠え止めの2種類がある
咬み止め芸は、華やかであり、人によっては、銃を使わない 止め刺し’を主体にする猟師もいる
しかし、犬の受傷 戦死も多い・・・一度受傷すれば、2週間は使用不可能になる。・まず主力犬は
1組であろう。・・・・・以前の主力犬タケシは、咬み犬だった。毎年、必ず 病院の世話になった
世代が交代した今の犬カナは、吠え止犬である。 それでも時折、咬みに行く。そして、殆ど止める
吠え止め系犬が私の求めていた系統であるが、これは、犬の性格によるものであろう
教えて出来る物ではない。・・・カナの子犬を切望しているのだが・・・出来るか ・・タケシと掛けて
みたけど、難しいと思う・・・・・・牡の名犬(紀州犬 熊野犬)が見当たらないのだ・・・・・・・・・・・・・ 
  


Posted by やまちん at 10:34Comments(7)