2019年05月03日
山代犬・・果樹など
連休中 厚木の友人が山代犬を手に入れた
との事で、拙宅へ寄ってくれた
山代犬とは、熊野の地犬を基礎犬とし、
山口の三分一さんという人が、確立した
猪犬である。
熊野犬=狩猟系紀州犬 つまり紀州犬
今まで、紀州犬とは言っても、古家系紀州犬
(上の犬は、私の若犬で、山代犬に近い紀州)・・ 細田系紀州犬 福島系紀州犬などな
ど多くの猪犬犬舎が、紹介されたものだった・・・・価格は1頭20万前後で取引されていた
〇〇系紀州犬というのも、作出した人1代で終わる事が殆どで、地方へ散らばった犬が
系統名を伝えている・・・しかし、その系統を保存して行く事には、30頭の犬が必要になる
基本的には、系統保存は、個人単独では、無理がある。
今では、猪犬の販売は、狩猟人減少からして、商売としては、成り立たないだろう
従って、優秀な、猪犬紀州犬は、絶滅の危機に瀕してくる。四国犬他も同じだろう
山代犬を持ってきた友人も現在14頭飼育している。今度は15頭になる。個人で飼育出
来る限界?…私には、不可能だ
猪犬は、紀州犬なら、どの犬もやるか?と言えば、答えは、NOである。 優秀な猪犬を
持っ狩猟家が存在すること自体 極めて、少ない。犬の話、猟の話が、スムーズに
出来る友人など、なかなかいるものではない。 持ってきた犬は、牝との事、私の犬の
子が出来れば、と 先の事を考えている
神奈川にも、日本犬での狩猟人は、皆無だといっていた。殆どの人がハウンド系を使用
している。ハウンド系とは、ビーグル系 プロット ブルーチックなどである
犬が、紀州とハウンド系では、全く違うので、猟のやり方自体も違う為、ハウンドでの
狩猟では、紀州犬など使用すると、まず、猟人は戸惑い、何をして良いか解らなくなる
ハウンドを飼育していた人が 紀州犬に飼育をすると、気性の強い紀州に戸惑い
狩猟中、鳴かない為、犬の価値を見出す事が難しく、投げ出したくなるのだ。
モロコシ(甘々娘)穂が出てきました・・・・2月1日種まきですから
農作物 ジャガイモ モロコシ キューリ シシトー ピーマン とまと なす スイカ カボチャ 枝豆 ネギ 生姜 オクラ インゲン 里芋 アラブ芋 落花生 にら フキ キュウ-リなど殆どの農作物はつくって
小玉スイカ・・・私の菜園・・・苗買ったのは、スイカだけです・・・花が咲いてきました
左は カボチャ・・・棚に這わせます
上は梨・・・・着果して、実の剪定しています
プラムは2本あり、 かなり実が付いています・・・・摘果の最中
乙女 王林 津軽 富士です
着果して、摘果作業中 治郎柿・・・今年は、なり芽が少
・ ない・・。摘果はしっかりやっている筈なんだけど
殆どの作物つくっている また、果樹畑は、林檎 梨 柿 葡萄 モモ 梅
プラム ポポー 柑橘 など作っているので、結構忙しいです
無農薬での 栽培は、夢物語です。・・・・虫 病気には、適切な消毒必要です
農作物・・・モロコシ なす キュウリ トマト スイカ カボチャ インゲン 里芋
アラブ芋 シシトー ピーマン 落花生 枝豆 オクラ ジャガイモ フキ など
殆ど作っています
Posted by やまちん at 21:03│Comments(4)
この記事へのコメント
山代犬、金子犬有名ですね。私も三重地犬3、4第目で猪熊猟楽しんでいます。ブログ毎回楽しみにしています。
Posted by 三重地犬 at 2019年05月05日 19:50
私は、猟歴45年余になります 行きつくところ 猟は、犬に始まって、犬で終わる で、犬を作る事に苦心して来ました 今では、志が同じ友人が数人いて
互い研究しているのですが、重血の問題で単独で考えるには、無理があります 殆どの猪を吠え止めする雌犬がいるのですが、齢9になるところです
次が 5歳に また、訓練犬1歳 この若犬で、次の世代をと思っています
犬の事を色々教えてください 三重地犬というのは、熊野一帯の地犬ですか
互い研究しているのですが、重血の問題で単独で考えるには、無理があります 殆どの猪を吠え止めする雌犬がいるのですが、齢9になるところです
次が 5歳に また、訓練犬1歳 この若犬で、次の世代をと思っています
犬の事を色々教えてください 三重地犬というのは、熊野一帯の地犬ですか
Posted by やまちん
at 2019年05月07日 11:15

恐縮です。私も子供のころから日本犬が好きで狩猟を初めました。特に古い血の入った熊野地犬に興味があり、何でも知りたい、見たい犬きちです。近県にも古い古家犬を飼っていた方(故人)にはいろいろ教えてもらいました。犬のことは逆に教授願いたいです。
Posted by 三重地犬 at 2019年05月10日 17:34
子供の頃の話 近くに、猟師業の人がいて、山川を超え、1日掛かる奥山へ、鹿熊猟に行く人がいました。簡素な古屋を作り、米と味噌を持ち 犬は1頭 3日~4日の猟で、数十頭の猟果をあげ、犬を血を付け帰らすのです。すると、女衆、男衆、10名ほどで、肉を取りに行ったといいます。私も 熊肉を買いに父と行った記憶があります 父も猟師で、営林署員 山には精通していて、私も、秘境の地での猟をしてきました 2時起き 山での猟2時間(解体含め)帰りは8時間なんてこともありました。4日連続で犬を使い 犬が歩くのを嫌がったといいます 今は、犬主体の 猪猟 たっぷり日が登ってからの狩猟で、体力的には、昔の本格的猟とは比べ物にはなりません 獲物は、桁違いに増えています 今度は、優秀な犬を作る事に心血を注ぐ感じです
優秀な犬を持つ猟師が激減して、狩猟界紙も廃刊 情報が入りにくくなっています 是非 犬の事 狩猟の事 教えていただきたく思います
mail- hiromi.go.9979@docomo.ne.jp
追 奥山とは、南ア深南部 黒法師岳付近~大無限山含む南です
優秀な犬を持つ猟師が激減して、狩猟界紙も廃刊 情報が入りにくくなっています 是非 犬の事 狩猟の事 教えていただきたく思います
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追 奥山とは、南ア深南部 黒法師岳付近~大無限山含む南です
Posted by やまちん
at 2019年05月20日 18:56
