2023年04月22日
狩猟探訪
私の猟隊に 若者が4名入会した しかし
2名は退会し、1名も 昨期 1度も来なかった
猪 鹿 を対象にした 大物猟は はっきり言って
犬の存在が 極めて大きく 猟のやり方に 各自
かなり 違う 啼き犬を使用し、猪 鹿を追わせ
待ち場へ追い込む・・・・・巻狩り方法が一般的だ
私達の猟方は、猪を止める・・止め芸方法である
止め犬とは、言っても、跳ばれる事も 多々ある
名犬を育成する事は 猟師であれば、求めて止まない 究極の至難なるロマンであり、
道楽かもしれない・・・・現在は、狩猟家が激減し 同時に 優秀な犬も 激減している
全国を探したも 中々思った犬に出会えない事が 殆どである・・・・本当に難しいのだ
さて、本題ですが、、狩猟って、なんなんだろう・・・猪 鹿を獲る為(主に猪)に 犬を作
り 山を知り 何処へ猪は跳ぶのかを探し 研究し、待ちを設定する
待ちは、猪に気取られない様注意し、 獲物が来たら、射撃は、的確に、正確に 撃っ
その為に 実弾射撃を行い・・・練度を磨くのだ
私の所の 若い銃所持者は 仲間意識が皆
無である
タツマ(待ち)を教えるに 誰かが 現場まで
行き それから 自分の待ちへ行く
若者が 回数を来て 待ち場を覚えてくれる
と期待するのである
これが、仲間なのだと思うのだが、若者の
思考解らない・・・狩猟=趣味・・遊びなのだ
仲間と思っていたら、別グループへ平気で行ってしまう・・・・グループ違えば、猟のやり
方も違う・・・・何かを教え様と思うと 違った思考を否定して、再度教えなければ、なりま
せん・・・・物凄く、難しくなってしまいます
今期 犬が 猪に大きく 2度に亘ってやら
れてしまい 瀕死の重傷を負った
腹を25cm程切られ 内臓まで損傷し 口も
かなり切られてしまった
命は、なんとか取り留めたが 治療費は、2
回で、かなり高額になった
本来は、治療費は仲間で、均等で負担しなければなりません・・・この場面 若者は
不在でしたが、いたとしたら、はたして、仲間意識があっただろうか・・まず 無理だろ
う・・・獲った獲物は 平等に分け 負担部分は、知らない・・・これが 現実なのだろう
か…猪 鹿を獲るという 狩猟は 趣味だけでは 説明はつかないものだ
この現実を教えるに・・・幼稚園児に説くようなものだ・・・・・狩猟の仲間とはなんなのか
考えて欲しいと切に思う
有害駆除 管理捕獲等 グループ猟とは 全く違う組織に組する為 狩猟意識が希薄に
なる気がしてならない・・・・狩猟期での隊と有害駆除 管理捕獲 と3つの違ったグルー
プが存在してしまい 最近の有害 管理捕獲は 狩猟期にまで、実施しているのでは
元々、遊び感覚での 若者は、真剣な猟隊より、気楽な 遊び猟となるのかもしれない
銃所持時点で、銃砲店が、自分の射場へ誘導する為 狩銃とは違う 上下2連銃を売り
付ける事も多く 若者3人が 上下2連だった 実猟では、自動銃 スラッグが主流なの
だ・・・・・知恵を付けられた 若者を 中間に向えるのは 至難であった
上下2連銃には スキート銃 トラップ銃がある 元々、1発弾を撃つ為に 設計された
銃ではない・・・照準も違えば 弾は2発しか撃てない・・猪 鹿撃ちには、不向きなのだ
上の猪は、犬がやれれた時の牡猪で、推定120k位の 超大物だった・・犬をやり、
仲間のY氏にかかり 仕留めたものだ
犬は、2週間余入院した・・・狩猟での、犬というものは、持った者しか 理解出来ない
Posted by やまちん at
20:38
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