2015年11月25日

荒れ茶原での激闘 巨猪との闘い

荒れ茶原での激闘 巨猪との闘い

11月25日 午後から70%の雨予報 黒俣 峰山を 午前中にやる予定だった 予定した場所が
堰堤の工事中 本当はその工事の近くに 猪の寝屋あり 昨年は90k余の猪を獲った場所なのだ

そこから 一番奥の わさび沢跡まで行き 上側を迂回し 戻る予定だった 鹿 カモシカの寝屋
4~5か所 確認出来た 昨夜寝た 跡も確認出来た 2時間半掛けて 100m上側を戻った

最初の場所に 昨夜の真新しい 猪の荒らし が幾つかあり 間違いなく どこかに寝ていると
確信しての 行動だった しかし中々 出ない 2回目の荒茶原まで来た まだ出ない

今日は出ないかと 子犬イチ ミクを繋ぎ ライフル銃を袋に収納した 廃屋まで50m位だった
突然 タケシが「ギャギャ-ン」啼いた すぐ 若犬を放し 銃袋を外し 弾倉から薬室に装填した

荒れ茶原での激闘 巨猪との闘い

闘っている 場所は 激しい啼きもあり すぐ特定できる 50m上 しかし 人の進入が出来る場所 
ではない 見通しが全く出来ず 20cm先も確認出来ない  30m程 無理して荒れ茶原に入った

並の犬なら この荒れ茶原の中へ 進入すら出来ない タケシは果敢に突っ込む 息を飲む戦いが
繰り広げられている事は間違いない 荒れ茶原の戦いは 犬に取り 限りなく不利だ 逃げ場所が

ないのだ  「ギャイ-ン」 明らかに 違う啼きが入った この時やられたのだ
やられて 尻尾を巻くようなタケシではない さらに激しい戦いをしている  茶木が揺れる 闘いが

私の方へ向いた 距離5m それでも 全く見えない タケシと猪が4m程離れた  どちらが猪か 
はっきり判る 「ググッツ」という声に向け 腰溜めで 引金を引いた 突然 向きを変え 走った

タケシがまた付く 私も 畑道に出た タケシが 同じ道に出て かなり 受傷している事が鮮血で
解った それでも 猟欲が強く また 茶原に入って行く 私は この100mもある荒茶原での勝負
 
は無理であると思った 荒茶原にいる限り 狙い 撃つ事が出来ないのである  また 茶原から
猪が出たとしても 広大な茶原では 単独では撃つ事すら出来ない 畝間でも 見通す事ができ
るなら  チャンスはある ススキなどあり 全く見えないのでは 巨猪との闘いは無理がある 

荒れ茶原での激闘 巨猪との闘い
今日は 掛かり付けの獣医が休みである

受傷ヵ所 5か所以上あるようだ 

下腹にも 血が出ていた 明日獣医に診てもらわ

ないと どの程度の受傷か判らない

荒れ茶原での激闘 巨猪との闘い

昨年は タケシ カナで20弱獲った 紙一重の戦いをしている結果なのだが いくら 勇猛なタケシ
でも 100kの猪とまともに戦ったら 確実に命を落とす  名犬とは 私が行くまで 巨猪を止めて

くれれば 良いのである  巨猪を止めるという事は 紙一重の戦いが出来なければ 止め置く事
は出来ないだろう  そかし 荒れ茶原は 厄介だ 猪も 荒れ茶原が伸びて下が透ければ 寝なく

なる 自己を守る本能が備わっている 猪に取って 今日の荒れ茶原は格好の保身の寝屋である



Posted by やまちん at 21:52│Comments(2)
この記事へのコメント
すごい 戦いが繰り広げられたのですね、

巨猪を止めるということは
かなり至難の業なのでしょうね、

猪の肉料理が大好きな私ですが
今まで 考えたこともないような
猟師さんと猟犬の 想像を絶する戦いに
改めて 敬服いたします。
Posted by 花 at 2015年11月27日 15:14
今回は 受傷 少々大きいかな 睾丸 片方切除し 5か所 縫いました 
施術後 何もないように 歩きますけど 紙一重の戦いが出来るから 私とタケシ 一体の究極の猟が出来るのでしょう 本能なんですね
Posted by やまちんやまちん at 2015年11月27日 19:11
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    コメント(2)