2018年12月02日

猪との攻防は、最も難しい局面だった


猟も終盤に差し掛かった。 車に戻る寸前だった。・・・・・カナがかなり下で啼いた。
今日は犬掛けは2人・・・私は遅れて、下がった。・・・・止めている場所が 悪かった
シダの密集度が極端に多く また、背丈も私の身長を超えてしまう  さらに、シダの生育
範囲がめちゃ広い。シダを無理して越えている間 猪の攻撃を受けたら、かわす事は出
来ない・不安がよぎる

カナの啼きは、極近い。・・カナ越しにライフル銃口を向ける・・・が何も見えない
この攻防は、1時間余も続いた。・・・「銃声が聞こえた」・・・猪が上を通過したとの無線
しかし、カナは、引き続き 啼き止めをしている「ワンワンワン」・・出たのは別猪だと確信
深いシダの中、猪は、次第に、位置を変える。・・・今度は、20m程 上で止まった
しかし、侵入が不可能なシダの中・・・・さらに時間が経過する。30m程上だ。 しかし
とても、近づく事さえ出来る状態ではない・  崖を超え真下まで進むも シダに入る事
は不可能。カナの啼きが途絶えた。・・・・GPSで100m進んでいる。…移動したのだ


 
Y氏は、下から 私は、車に乗せてもらい・・・上から移動した・・250mとGPSで出ている
真上から、侵入。啼きが連続している。今度は、シダの背丈が1mと最初に比べれば低い
啼きの30m位まで近寄った・・・・・猪の背中だけが見えた。・・・・即、挙銃…1発発砲
2~3秒おいて、1発鳴った。近くに S氏とO氏がいた。発砲したのは,S氏だった。



矢は、3発も入っていたのだが、逃走した。また、100m下で、カナが止めた。まだ、反撃する力が残っていた


銃が回転不良を起こし、排薬莢出来ず。自動銃は稀に回転不良が起きる・・・その為、弾頭の形状もこだわっているのだが、僅かなゴミとかの影響で微妙に回転に誤差が生じる。…時には、大きな失敗にもなる。マメに使用度、掃除すべきなのだが、この日は、猪が半矢の為、また、犬が完全に止めた状態と言う事で、仕留める事が出来た


反撃を受け、犬が後退した瞬間 猪の頭が見えた。即引き金を引く・・・・弾が絡んで発射出来ず。この時初めて気づいた。
弾を入れ直し 発射・・・・・倒れた瞬間…犬2頭が咬みに入った


 思ったより 大物

だった・・・・・ カナが腹を突かれたのか

出血している

明日は、病院・・・

になりそうだ
長い戦いだった
今日は、病院、午後休みの為・カナには、痛み止めと 化膿止めの薬をやり、安静にさせている

  


Posted by やまちん at 22:36Comments(0)