2018年12月26日

単独での80kの猪の搬出はかなりの重労働


一部、見る人によって、耐え難い写真もあるかもしれませんが、本当の狩猟とは、かなり
厳しいものがあります。狩猟人、全てではありませんが、私の様に、趣味の域では、考
えられない・・・極めようとする狩猟をする者もあります、猟師道(猟師)だと思っています。
写真については、これでも、見せにくい写真は排除しています。全てを穏やかな写真に
しますと、狩猟の、奔出が、薄れてしまう気がしています
犬の性能について、この茶の犬は、犬の犬生のなかで、最高の極みに達している状態で
す。2~3歳頃は、猪の攻撃を受けると、30m位逃げた事がありましたが。いまでは、猪
との間合を見切る事が出来、猪との距離を、ギリギリまで詰め寄る事が出来ています。
猪の攻撃を避け得るギリギリの距離という事です。これが、安全確実な距離をとると、
猪にとって、犬という天敵が、脅威ではなくなります。4歳の時は、安全距離に居た為、
私が近づくと、猪も気づいて、移動する。また、近づくと、また移動の繰り返しで、発砲
チャンスはありませんでした。今では、仮に逃走を許しても、数百mで、また、止める事が
殆どです。名犬中の名犬です、が8歳を過ぎ あと2年でしょうか。俊敏さに陰りが出たら、
命懸けの戦いは出来ないでしょう



山の頂上近くで、矢を入れた猪は、逃走する。 犬2頭で追跡、100m位行って、追い
つき、また、止める。・・・・また、逃走 40m行って、また、止める・・・この時点で
後ろ足に大きなダメージを受けた猪は、逃走が、困難になった・・・(枝沢だった)
ここから、本沢まで、200m余だろうか。・・・・・・ロープで猪を固定(縛る)する、
急な石ころの 水の無い沢を引っ張ったり、落としたり、 邪魔な立ち木 石を排除しなが
ら、沢まで落としたのが、PM1時だった。4時前に、この場所を後にしないと暗くなる・・・
解体以外 搬出方法はない。・・・・悩んだ末、腹を抜いた状態にして、吊るして、帰る事
にした・・・・吊るす事には、 血抜きと、キツネや狸等に荒らされない意味もある
      ビニール袋でさいた腹を覆って置く(ハエ対策)

単独猟師は、各種紐 W滑車付の手動ウィンチ? ナイフ3本 剣鉈 ビニール袋数種類
などを装備している 



あいにく手伝い人がいなかった為、登山
用の頑丈なリュック2つ用意し、 登山
ストック バラ付長靴で家を出たのが
8時 少々混んでいることもあり、現地
到着9時、現場まで、荒れ沢をたどり
現場には、10時だった

吊るしたまま、すぐに解体を始める
全て終了し、荷物を整えたのが1時だっ
た。1つの登山リュックの重量は25k位
か。・・・赤リュックをA地点まで、運ぶ、
リュックを置いて現地へ戻る。今度は、
B地点まで運び、置いて、A地点へ戻り次には、C地点までと繰り返す・・登山道をあるく訳
ではない。道なき道を 安定しない状態で歩く・・・以前膝を痛めた事がある。まして、単独
ここは、誰も通らない。万が一、遭難すれば、一貫の終わりになる・慎重にならざるを得な
い。車に運び終えたのが、3時40分位だった。・・・・この日は、足に張りがあった



肉が野菜室を占拠する為、どうしても、冷蔵庫が2つ必要になる。・・右側は、-30度の
専用冷凍庫・・・肉を真空密封して、冷凍すれば、1年は、楽に保存できる

銃猟の猪肉は、どなたが食べても、おいしいです。 特にあまり、追われない猪肉は、
格別です。・・・・・おでんなどにしますと最高です 12月 ㋀の猪肉が最高です
   季節外の有害で捕獲した猪は、はっきり言って、大変不味い!

  


Posted by やまちん at 13:34Comments(0)